2005年07月10日

とりだせなくなったDVD

無線LANがアクセスできるところにiBookをもっていくことになったので、AirMacExpressのカードをヨドバシで購入。これをiBookにさすと、無線LANにつながるようになるのだ。家で装着してみたら、ご近所のアクセスポイントが丸見え&見ようし放題に・・。誰だか知らないけど、ロックくらいはかけた方がいいでっせ。

さて、スターウオーズ3を今月中に見ておく必要があるものの(謎)、いままでこのシリーズを見たことがなかったので、DVD BOXもヨドバシで購入。iBookで見て、DVDを取り出そうとしたら取り出せなくなった!!!なんか、ロックが降りたままになった感じで、DVDはちゃんと読めるものの出てこなくなったのだ。かくしてこのiBookはスターウオーズ専用機となってしまった。。恥ずかしいDVDじゃなくてよかった(謎)

そのうち心斎橋のアップルストアーにもっていくとしよう。。

投稿者 osa : 22:24 | コメント (1)

2005年07月04日

シーザリオ!

シーザリオがアメリカオークスに勝った!!日本馬初のアメリカG1勝利だ!!!すごい。

しかもJRAにあった映像見てると圧勝だ。ようやく日本の競馬もここまできたのだよ(誰やねん)

投稿者 osa : 22:03 | コメント (9)

2005年06月22日

game baton

今日は午前休。

taosくんからVIDEO GAME BATTONがまわってきた。これは、誰かから指名されたら、自分のゲームについての「コンピュータに入っているゲームのファイル容量」「今進行中のビデオゲーム」「最後に買ったテレビゲーム」「よくプレイする、または特別な思い入れのある 5つのテレビゲーム」を語るというものだ。で、語り終わったら、次の5人を指名するというものらしい。というわけで、

■Total volume of game files on my computer
 (コンピュータに入ってるゲームファイルの容量)

1GBくらい

winにAOCと大航海時代onlineだけ。macには入ってない。

■Game playing right now(今進行中のテレビゲーム)

age of empire2

未だに・・。3までもちそう。

■The last video game I bought(最後に買ったテレビゲーム)

大航海時代online

■Five video games I play to a lot, or that mean a lot to me (よくプレイする、または特別な思い入れのある 5つのテレビゲーム)

・ゼルダの伝説風のタクト(GC)

映像表現に衝撃うけた。学生時分にこれのデモをみて決意したのだ(なにを?)。

・マリオカート(SFC)

対戦が熱い!!かなりやりこんだので、きっとボクは全国でもかなりウマい方だろうとおもっていた(当時はインターネットとかなかったしね)。でも、会社はいってなんにんかの同期と遊んだら、そのうぬぼれは粉々に(謎)

・ダービースタリオン(SFC)

学生時分はずいぶんと競馬にはまったもので、プログラミングはじめたのは競馬予想ソフト作るためだったし、はじめてつくったゲームはポケットコンピュータの競馬ゲーム(これはとてもおもしろかったよ!クラスで流行ったのだ)だった。

・スーパーマリオ3(FC)

子供の頃はゲームを選んで買うところからゲームが始まってる(謎)。マリオシリーズの新作を待ってるときはいつもわくわくしてた。そしていつもそれにちゃんと応えてくれたのだ。

・Age of Empires2(PC)

このゲームは、アメリカ政府が各国のGDPを低下させるための陰謀に基づいて開発されたものに違いない。

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うーむ。マニアックな回答を期待していた方にはすんまそん(謎)。ビデオゲームはとても好きだけど、人生と結びつけた思い出とかはあんまりないです。つぎの5人はmixi内で書きました。

投稿者 osa : 21:47 | コメント (0)

2005年06月12日

明日は選挙

明日は市長選挙。どんな人が候補なのだろうと、新聞見てたら現職と無所属新人の一騎打ちだそうだ。で、新聞記事には新人の顔写真がない。「本人の希望により顔写真は掲載しません」

・・・え”

選挙公報を読んでたら、この候補の顔写真があった。なんか水戸黄門のコスプレしてるんですが・・

ネットで調べてみたら、この候補は、奈良で選挙があるたびに出馬しているようで、就職活動の一環かしらん。。

投稿者 osa : 00:25 | コメント (6)

2005年05月29日

イヤホン

つかっていたiPod付属のイヤホンにガタが来た。断線して使い物になるのも時間の問題だ、ということであたらしいイヤホンを買いにいった。以前からいくつか買い換え候補を考えていて、なかでも値段がそこそこお手頃(?)なhttp://www.sanden-shoji.co.jp/headphone/shure/shure_e2.htmlを買った。一時期2chで話題になってたらしい。

1000円くらいのものだとシャリシャリと、耳が疲れそうなので、それよりは高めのやつを買ってみることにしたのだ。ヨドバシでも「高級品」欄においてあった。横には50000円のイヤホンとかもあったけど・・・。

最初は装着の仕方がよくわからず、適当に耳にいれてたら、なんともやすっぽい音でどうしようかとおもった。が、しっかりと耳にねじ込む感じでただしく装着する必要があると、ネットにあったのでそうしてみたら、改善した。

目から鱗が落ちるほど良いというわけではないけど、フラットによく音が聞こえる。多少、高音域が弱い気がしなくもないけど、ボクは高音域があまり好きじゃないのでちょうどいい・・。

iPod付属のイヤホンに特に不満はなかったけど、欲を言えばちょっと音が籠り気味で、なんとなく解像度がよくなかった。これが多少改善したので満足。

投稿者 osa : 20:52 | コメント (3)

2005年05月26日

眠気

今日は眠気もなく快調だった。

どうやらボクの場合は、23時ごろまでに眠りにつくかどうかが翌日の快調さのデッドラインぽい。ということをようやく気づいた。朝は6:20固定なので、7時間30分は寝たいところなのだ。

ということを23:00を超えて書くくらいなら寝たほうがいいかも(謎)

投稿者 osa : 23:06 | コメント (2)

2005年05月18日

E3

業界界隈ではアメリカのゲームショーE3で盛り上がっておりますな。まあ、そんなことはどうでもいい(謎)

このブログでは、「のののパズルちゃいりあん」をいちおしプッシュする!!これはきっとおもしろいよ。

投稿者 osa : 22:54 | コメント (0)

2005年05月14日

町工場

なにともなく、NHKの「にんげんドキュメント」をみてたら町工場のドキュメンタリーをやってた。創業43年で、93歳にして現役社長が続けている町工場らしい。


 社員の3分の1は60歳以上、最新機械は一切なく、パソコンすらない。「人も長持ち モノも長持ち」という経営理念で、社員34人ながら年商4億円という町工場がある。

社長はそろばんで経理してるし、残業はまったくないしといった"変な"会社なのだ。でも、ノウハウや技術力は高くて、大企業からの受注が増えているらしい。

あのペースでも仕事をこなして、工場を経営やっていけるというのには驚いた。そして社長や社員の仕事に対する考え方にも驚いた。働く意味ももっと考えないとあかんな。

ひさびさにいいテレビ番組だった。ふむふむ。

投稿者 osa : 00:22 | コメント (0)

2005年05月07日

こころがわりは唐突に

会社のヒトとはなしていたら、どうやらTigerはいい感じのようだ。というわけで、今日はMacOSXでも買いにいこうかと梅田へ。

ところが中古楽器セールが開催してたのでそちらを眺めてると、ポータブルシーケンサQY70が10000円きっちりで売っていた。定価50000円で、中古相場は24000円あたりだから、これは安い!!

MacOSXは待ってくれるが、QY70は待ってくれない。とかなんとか考えて、そして気がつけば買っていた・・。なにせ5年越しで欲しかったのだ。MacOSXは来月の給料で。。。。

さて、ポータブルシーケンサでは世界でもっとも売れただけあって、このQY70はなかなかすばらしい。思ったよりもいい音源をのせているし、使い方もそんなに難しくはなさそうだ。これで電車の中でも音楽が作れる!!(つくらないけど)。

投稿者 osa : 19:57 | コメント (0)

2005年05月05日

田舎でゲーム会社は成り立つか云々

九大、ゲーム界と連携 産学で「新たなソフトを」というニュースがあった。

ボクはまえまえから、近頃躍進著しい九州のゲームメーカ群に注目しているのだ。地方でもゲーム会社は成り立つのだということを彼らは実証してくれているからだ。

といっても、そもそも大手の任天堂、コナミ、カプコンなどは古くから地方の企業だ。ゲーム製作はいわば労働集約産業なので、人材さえ集まっていればどこでもなりたつ。東京でない不利はこの人材集めという点に絞られる。

この点において地方はかならずしも不利ではないこともある。それは一度確保した人材が流出しにくいという点だ。きくところによると、東京ではゲーム開発者はひとところにとどまることなく、自分のスキルのばしに重点を得て行動する人ばかりらしい(偏見)。しかし地方のゲーム会社は比較的人材の流動が少ない(たぶん)。

人材の流動が少ないことは、近頃はなんだか悪しき風習のようなイメージを貼られがちだが、必ずしもそうではない。安定した技術蓄積と製作体勢の構築ができるメリットはやはり大きい。

また、現状では現金余り気味の銀行が貸し先を模索しているので「地方で先端なゲーム産業をおこす!」とかいって、ある程度実績のある人が融資を申し込めば、地方銀行は喜んで資金を出してくれるだろう。

といったこともあいまって、地方のゲーム会社にとって優秀な人材は喉から手が出るほど欲しいはずだ。だから今回の九州大学との提携もそういう意味合いの上にあるに違いない。というわけで、こういった試みは要注目だ。

投稿者 osa : 22:06 | コメント (0)

2005年05月03日

mixi

ひょんなことからmixiに誘われたので入ってみた。以前から何人かに何度か誘われては断っていたのだけど、なんども何人からもお誘いがあるということは、よっぽど魅力のあるものなのだろうとおもったのだ。

mixiの詳細はここでは触れないが、会員制のブログ+掲示板群みたいなものだ。2chと違って、匿名ではなく、また、入会するのに知り合いの紹介がいるのだ。このルールから、なんだか秘密結社めいた雰囲気を想像していたのだけど(謎)、全然そうではなかった。残念(謎)。

建前上は知った人ばかりということからか、日記やら自己紹介の写真やらにはウエブにはない開放性を感じる。また、あるトピックに基づいたコミュニティというものがあり、Yahoo!掲示板みたいな雰囲気だ。けっこう有名な人やら大学の先生やらも参加していて、以外だった。

コミュニティの数といい、他の人の趣味などがよくわかる仕組みになってる点で、これははまる人にははまりそうだ。ウエブとはちょっと違う心理でみなうごいてる。もうちょっと観察してみるとおもしろいかもしれない。2chと違って、なんか気を使うと疲れるひとには向いてないかも。。

というわけで、しばらくmixiにいるので、興味ある人は適当に検索してチョ。やってみたい人は厳正な審査の上で(謎)、招待しますです。

投稿者 osa : 01:46 | コメント (0)

2005年04月30日

キャリアパス?

radium softwareさんのブログを読んでたら、ゲーム開発者のフローについて触れられいた。ゲーム開発者のモチベーションの管理であるとか、キャリアパスであるとかはなかなか興味深い問題だ。貼られてるリンクを読んでたら、神戸大MBA過程の修士学生による、クリエーターのキャリアと組織に関する研究という論文を発見した。読んでると、どうやら著者は現役任天堂の社員の方で、そこから聞き取り調査などをおこなっているようだ。これはとても興味深い(謎)

この研究レポートは精緻に分析されており、今後の任天堂の運営になんらかの示唆をあたえるのかもしれない。一般的に独立指向、技術指向の強いとされるクリエータたちと、組織との関係をいかに保つかというテーマで、インタービューや過去の研究などから分析をおこなっている。これらのことについての問題意識は著者の実体験に即したものからか、とても説得力のある分析がつづいている。

それにしても、この著者の方は仕事も抱えてずいぶん忙しいだろうのに、自費でMBA取得をされているらしい

将来的に、自社に適したオリジナリティのある人事制度を確立するため、一度、集中的かつ体系的に経営学を学ぶとともに、クリエーターに関する探求を、自分自身の手で調査することが必要であると考え、MBAの取得を決心しました。

とのことで、これはなかなか任天堂の未来も明るいかもしれない。ほんとうに頭がさがります。

投稿者 osa : 21:29 | コメント (0)

2005年04月29日

お天気おじさん

お天気おじさんこと福井敏雄さんがなくなったそうだ。合掌。関西以外ではあまり知られてないかもしれないけど、そのキャラクタからなかなか人気のあった人だ。

で、このひとはじつは、麗しの大和郡山市住民らしいのだ。だから愛着もひとしおだったのだ。

と、ここまでかいて、ノーベル賞受賞した福井謙一さんも、まほろばの大和郡山市出身だったことを思いだした。

実はわが街にはフクイさんが多いのかな?ボクの隣の家の人もそうだし・・。

投稿者 osa : 22:21 | コメント (0)

2005年04月25日

swfとか

きょうは、代休。きのうに引き続いてプログラムを組んだ。Flashのバイナリであるswfをいじるプログラムだ。

いまや時代はFlash。このバイナリへの理解は、いまや必須といえる(適当)。で、仕様書をみながら組んでいたのだが、なんかわけわからん。

ネットで配布するためのバイナリであるという方針からか、サイズを節約しようとするあまり仕様がやたら複雑怪奇なのだ。

たとえば位置座標は、可変長のビット数で表現される。最初の5ビットでビット長を格納し、そのつぎに14ビットの座標値とかが格納されてるのだ。なんじゃそりゃ・・。

サイズを縮めるのにはいいかもしれんけど、ロードする時間がロスしそうだ。そもそも、いまのブロードバンド時代(死語)に、こんなビットけちってどうするんだという感じだ。ぐふっ。

でも、ツールとしてのFlashは超魅力的やねんなあ。という感じで、swfバイナリからアニメーションデータを抜き出して、スプライトを動かすプログラムをつくった。

アニメーションデータは、Flash上ではなんたら曲線とかほにゃらら補間とかで指定するようだが、バイナリではベタデータで展開されている。なので、わりかし楽に、質の高い動きを得ることができてよろしい感じだ。

さて。これをなにに使うの(謎)?

投稿者 osa : 22:34 | コメント (6)

2005年04月24日

xcodeでプログラム

給料前の週末。やることもないので、ひさびさに家プログラミングをした。半年ぶりくらいだ。

コマンドラインツールをつくろうと、最初はwindows+bcc32で作業してたのだけど、我が家のwinマシンは音がうるさいので、長時間作業していると気分がおちてきた。途中でiBookでの作業に切り替えた。

実はいままでiBookでのプログラミングは、ちょちょっと触った以外は、ほとんど手がけたことがなかった。が、xcodeはとてもすばらしいことが判明してしまった。というかいままでxcodeをなめていた。エディタもデバッガも良くできていて、使いやすし、見やすい。12inchの画面で寝転びながら作業できるのがなによりいい感じだ。エディタのフォントに「ヒラギノ」や「Osaka」が使えるというだけでも、マックでのプログラム作業は快適だ。

コンパイラ自体はgccなので、特にへんなところもなく正しくうごくし、デバッグ情報やエラー情報の提示もわかりやすくていい感じだ。今度はコマンドラインといわずにCocoaを使って作業をしてみるとしよう。。

投稿者 osa : 23:56 | コメント (0)

2005年04月17日

すげえ

ちかごろは競馬にもすっかりご無沙汰なのだけど、新聞読んでたら今年は「10年に一度の逸材」がさつき賞にでてくるとあったので、みてみてた。

その馬はディープインパクトといい、サンデーサイレンス参駒、武豊騎乗、3戦負け無し、いままでムチを使ったことすらないという、絵に描いたような王道を歩んでいる。で、ボクはこういったいかにも強そうな馬が好きなのだ。

で、テレビをみてたら完勝だった。スタートでつまずいて、後方から追走していたが、4コーナーまでに徐々に中段まであがっていき、最後の直線ではあたりまえのように抜け出してきた。抜け出すときの加速が明らかに違っていて、周りの馬が止まっているかのようだった。結果はこのとおり。最後は馬なりだった。

この馬は強いよ。要注目だ。ダービーのときは淀までいってみようかな。。

投稿者 osa : 20:29 | コメント (0)

2005年04月16日

ゲームソフト開発は工学の対象となりうるのか云々

teddyを開発された、五十嵐先生の日記に面白いことが書いてあった。

4月6日のところで、ACM Interactive 3D GraphicにおいてJesse Schellという人が『The Art of Game Design』という基調講演をおこなったそうだ。詳細はわからないけど、ここでいう「Art」は「芸術」というより「技法」というほどの意味合いだろうか。そこで


ゲームデザインにおいていちばん大切なのはコミュニケーション能力である

としたうえで、具体的なエピソードとして

レースゲームの完成間近になってでクライアントが突然 「このバンパーを銀色のピカピカしたのに変えよう」と言い出した。 開発チームは 「え?それじゃあレンダリングエンジンをすべて書き直しじゃん」 「写りこみの背景も書き直しか?」 と動揺。 ここで単に「それは無理です」とクライアントに言っては関係を損ねる。 「なぜピカピカにしたいのですか」とクライアントに真意を尋ねると、 「うーん、いやね、スピード感が足りない気がしてね、 でも早くするのは難しいだろうから、そのかわりバンパーを ぴかぴかにしたらどうかと思ってね」という答え。 すなわちクライアントは車のスピードを上げてあげれば満足だったわけ。 一般的に、口出ししてくる人は、肝心の目的でなくて、(間違った) 解決方法を口にすることが多いので、その真意を聞き出すことが重要である。

というのがあったそうだ。うーむ。参考になるなあ(謎)。とはいえ、これはゲーム開発に限らず一般的な問題のような気がするけども。

しかし、アメリカではこうした学会でゲーム開発について語られている、というのはとても興味深いことだ。いま、アメリカではゲーム産業は好調で沸き立っているから、そこに参入しようとする研究者もたくさんいるのだろう。また、ゲーム制作に大資本が必要となるようになった昨今、こうした開発論について検討する必要性が生じているに違いない。映画産業なども、こうした段階をえてきたようにおもわるる。

ソフトウエア開発工程を分析したりするソフトウエア工学は、歴史もあるし、実績もある。しかし、ソフトウエア工学が対象とするようなソフトウエア(銀行のATMとか。。)と、ゲームソフトはその特性がいくつかの点で違うために、単純にその考え方を当てはめることはできなそうだ。

銀行のATMなどでは、開発初期からソフトウエアの価値も予算も人員も仕様も確定しているので、短い期間でバグをすくなくすれば、それが指標となりうる。しかし、ゲームソフト開発においては、これらはATM開発ほどは確定しておらず、つくりながら決めていくという感じだろう。たぶん。

つまり、ゲームソフト開発工程を工学としてとらえるには、開発工程において頻繁にあるらしいちゃぶ台返しもちゃんと織り込み済みでないとだめなんだ。たぶん。

で、個人的にはこうしたモデルにはeXtream Programingがいいんじゃないかなと密かに思っていて、機会があったら(あるのか?)実践してみようと企んでいるのだ。XPといえばSmalltalkなので、そのときはもちろんSmalltalkで(違)

XPでは、コミュニケーションをいかに手法として取り入れるかが主眼のひとつであるようだ。そのことを考えると、偶然にも、Jesse Schell氏の話しときれいにつながる(謎)

投稿者 osa : 09:20 | コメント (1042)

2005年04月08日

花見

会社の花見があった。毎年満開の時期に、金曜の夜に京都の円山公園で開催されるこの花見、よく場所がとれるものだと、毎年感心するよ。。昨年は忙しかったので、終わり際にちょこっと顔をだしてささっと帰ったのだけど、今年はじっくり参加した。

たんなる花見だけではなく、新入社員歓迎もかねていて、入社したてな新人さんたちも例年ほとんど参加する。彼らの話しを聞いたり、ボクらの話しをしたりするのが恒例なのだ。新人さんたちは入社して一週間といったところなので、みな学生気分も抜けておらず、会社生活がどんなものかわからないところだから、話しをすることはたくさんある。

で、2次会までいったうえに、帰りの電車もなかったので同期の家に泊めてもらった。いつもならさっさと帰るのだけど、次の日は土曜だし、おもわぬ話しで盛り上がったのでちょっとテンションが上がっていたのだ。

さてさて、今年の新人たちも熱い。わが社の見通しはそんなに明るくないが(?)、採用されてる人材はなかなかのものだし、そう悲観することはないかもね。。彼らが会社生活の中でその情熱を失わないことを願う。

ところで、新人さんのひとりとはなしてたら、奈良高専の平研出身の子がいた。そうとわかると、ローカルネタ満開に。。世の中広いのか狭いのか。

投稿者 osa : 23:59 | コメント (0)

2005年04月06日

ウエルカム

今日は会社の新入社員と話す機会があった。

厳しい就職難のなか、難関な(?)うちの会社にきただけあって、みなしっかりしていた。質問をうけるボクのほうがたじたじだ。それでも、いろいろ話ができて楽しかった。

彼らは新しい生活が始まって、不安半分期待半分といったところで、そういえばボクも2年前はそうだったなあとしみじみ感じた。自分としては会社にどっぷりつかってるつもりはないのだけど、彼らとの対話の中でときたま感じるギャップが、それを実感させる。いかんなあ。。

ボクとしても、まいにち会社にいると忘れてしまうこと、目をそらしがちなことを再確認できたしいい刺激になった。。

投稿者 osa : 22:23 | コメント (0)

2005年04月05日

となりのおっちゃん

2日続けて訃報への感想となるのは悲しいが、となりのおっちゃんが亡くなったそうだ。おっちゃんといっても、孫はボクと同い年らしいので、おじいちゃんほどの年齢だ。

ボクの住んでる家はずいぶん古くて小さく、となりの家とはくっついてるのだ。そんな距離の近さのわりには、あまり近所付き合いをしないので、ここに住んでずいぶんたつが、となりのおっちゃんがなにをしてた人なのかとかは全然知らない。よく声のとおる、気前のよさそうな、やさしい人だった。

10年以上前、父親がなくなったときは、ずいぶんいろいろ手伝ってもらって心強かった。遠くの親戚より近くのなにやらというのはほんとだなあと、おもった記憶がある。

いつもしずかな隣の家も、今日は何人か人がいるようで、話し声が聞こえる。少し沈んだ感じで風呂に入ってたら、昔話に花が咲いたのか、となりから笑い声が聞こえてきて、すこし救われた。

あしたははやく帰ってお通夜にいくとしよう。。

投稿者 osa : 22:55 | コメント (1)

2005年04月04日

法王

昨日からずっとローマ法王死去のニュースがつづいている。ボクはクリスチャンではないので、これに関連したニュースには関心がなかった。演説ができないような痛々しい様子も報じられていて、それをめぐる憶測と報道になんの意味があるのかさっぱりわからなかったのだ。

こうおもっていたところ、今日の読売の夕刊に竹下節子という人がいい感じのコラムをかいていた。一般に、社会は若さと力強さを尊ぶから、偉い人は病気で衰えると身を隠そうとする。にもかかわらず、法王がそのような状態になっても退位せず、またしゃべることもできないのがわかっていながらマイクの前にたっていたのは、それ自体が信仰であるからだというのだ。これでハッとした。

つまり、神から与えられた命と法王の使命をまっとうすることが、神への信仰だということだろう。そのことは法王といえどもどうこうすることはできず、ただ生きることが信仰になる。そして憶測だが、その姿を隠さないことで、テレビの前で見守る人たちに信仰とはなにかを伝えようとしていたのかもしれない。

ここでボクは、ボクの好きな親鸞の言葉をおもいだした。彼も「たとえだまされていたとしても、後悔はない」それでも信じ続けるのだといっていた。なんとなく相通じるものがあるようだ。

信仰も全身で全力で命がけでまっとうしなければ、信仰にならないのだ。なんとも厳しいなあ。。

投稿者 osa : 22:15 | コメント (2)

2005年04月03日

格差社会

今週はいろいろあって疲れ気味だ。

なので休日、ぼーっとテレビをみてたらNHKで日本の、これからという新番組がはじまったようだ。あるテーマをきめて、それについてあれこれ討論するものらしい。いかにもNHKな番組だが、なかなか問題を掘り下げていておもしろい。

第一回目のテーマは「格差社会」で、フリーターとか成果主義とかをとりあげていた。スタジオにたくさん人がいて、おもいおもいにしゃべるうえに、謎のネットアンケートなどもあるので、論点がよくわからんかった。アンケートが正確だとしたら、いまの日本人には「いま日本では格差が広がっている」「でもまあしょうがない」的な空気があるようだ。

所得格差が発生している一例として、企業での成果主義の導入が取り上げられていた。しかし、これを導入したものの見直しを迫られてるところがおおいとのことで、その一例としてナムコが取り上げられていた。なんでもナムコでは、成果主義を取り入れた結果、ヒット作に関わっていたスタッフには1000万円のボーナスが配られたりしてたらしい。その結果、スタッフは、ヒット作の次回作への配属を希望するようになり、新規作品がうまれにくくなっていったそうだ。なんだかありそうな話しだ。

これには問題がいくつかある。新製品がでにくくなるというのもそうだけど、製品開発に関わらないほかの社員に関する処遇も問題だ。つまり、製造や管理をおこなってる裏方なひとたちは、その重要さのわりには注目がいきにくい。会社全体で見たとき、実はこうした部門が製品にはたす役割はとても大きい。が、こういった制度では報われない。このことにかぎらず、けして少数の人の手柄だけで製品は完成しないのだ。

もしも「そんなことをいっていては独創的な内容の製品はできない」というのなら、どっかの会社みたいに開発部隊はすべて契約社員とかにする必要があるだろう。この会社が独創的な製品を出してるかどうかはしらないけど。。ちなみに、ボクはゲーム業界特殊論を唱えるつもりはない。

製品開発は短期でおこなえないものもある。なのに、それより短い期間で評価するような制度だと、うまく機能するのかどうかとはよくいわれる問題だ。ちかごろ富士通の本とか読んだせいか、いきおいだけの成果主義には疑問だ。

ボク自身は、成果主義そのものには反対ではないけど、その運営は限りなく難しそうだなあとおもう。もしボクが担当者になったら、隣同士に座ってる人の賃金格差が、ランダムに半年で1000円くらい入れ替わる仕組みにするなあ。たいていの人は、これくらいの差であっても相当な嫉妬や優越感をかき立てられるし、なんだかおいつきそうなくらいの差の方がライバル心をかき立てられるのだ。たぶん。。

ところで、ボクが働いてる会社は労働組合等がないので、きわめてスムーズに(?)賃金制度などが決まっていくみたいだが、そのあたりはどうなんだろう。。とはいえ、いまどきの労働組合は、どこも経営側となかよしらしいので、あってもなくても一緒かもしれないけど。。

投稿者 osa : 00:41 | コメント (0)

2005年03月23日

火事

朝、郡山商店街付近からもくもくと煙がでているのが電車の中からみえた。家に帰ってニュースをみたら火事だったらしい。あんなにモクモクとした火事らしい火事をみたのはうまれてはじめてだ。いや、そもそも火事をみたのがうまれてはじめてかもしれない。

そのわりには電車の中でも郡山駅でもだれも気にも留めてる様子はなかった。そういうもんなの?ほんまにすごい煙やったけどなあ。。

投稿者 osa : 22:30 | コメント (0)

2005年03月20日

キムチ

最近、食卓にキムチがのってることがおおい。韓流の勢いはわが家まできているのだ(適当)。

昔はキムチは嫌いだったのだけど、ちかごろは結構好きだ。といっても「本格韓国キムチ」的なのはやっぱり嫌いだ。なんだかんだで日本製キムチがおいしい。しかし、スーパーに並んでるキムチは多種多様で、味も辛さも様々だ。そして大抵はあんまりおいしくない。

しかし!!「金魚印のキムチ」はとてもおいしい。お気に入りだ。これは、地元大和郡山の西友でしか売っていない(ほかで見かけたことがない)というレア(?)キムチなのだ。どこで作っているのだろうと何気なく製造欄をみたら、なんと大和郡山で作ってることが判明した。だから金魚印のようだ(郡山の名物は金魚しかない)。まんまですな。

ここでふと、たまにとおる今は亡きジャスコの側の道沿いに金魚印の漬け物会社があったのをおもいだした。確かあそこって奈良漬け専門だったような・・。韓流にのっかってキムチも作るようになったのだろうか。

投稿者 osa : 16:41 | コメント (8)

2005年03月14日

電子工作その後

今日は有給。家で終日電子工作。ようやく完成。

なにを作っていたかというと、ファミコンの吸出し回路を作っていたのだ。パソファミというシェアウエアのファミコンエミュがあり、これはそこらへんのファミコンエミュと違って吸出しをサポートしているのだ。吸出しハードの回路図がついてくるので、それをもとに回路をつくり、パソファミで吸い出すという算段だ。

で、いろいろなサイトを巡回しながら回路図やら情報を集めつつ回路をつくった。久々の電子工作なのでみるも無残な見栄えとなった。電池ケースを買い忘れてたので、ガムテープで強引に電池を直列してるくらいなのだ。デジカメのケーブルが見つからないので画像がアップできなくて残念(謎)

完成はしたものの、なんかうごかない。やっぱりあかんかったかなあと、あきらめ半分粘り半分でごちゃごちゃいじっていたら無事に吸い出せてしまった。最初はまったく無反応だったので、電池を一個増やしてみたらなにか反応があり、カセットを抜いては挿すを繰り返してるうちに吸出しエラー数が減ってきた。しつこく繰り返すととうとう吸出しができた。おもわずガッツポーズだ。

なぜか家にあったファミスタを吸い出してみた。阪神最強版のやつだ。
050314.PNG

吸出しの不安定さが電子工作的でなかなかヤキモキ。しかしなかなか楽しい。パソファミはレジストするまでは吸い出したデータは保存できない。回路もできたことだし、レジストするとしようかな。

さて、ファミコンなんか吸い出してどうしようというのか?それはまた続く(謎)。

投稿者 osa : 20:52 | コメント (2)

2005年03月12日

日本橋へなど

今日は昼から日本橋に買い物に行った。日本橋へは、学生時分はよくいったものだが、近頃はとんとご無沙汰だ。梅田の方がアクセスが良いし、なんか日本橋の雰囲気がいまいち好きではないのだ。

久々の日本橋は、アニメ系の店が増えてた他は、やたらめったらと怪しい露店がおおかった。そんなところにいったのは、電子部品が欲しかったからなのだ。日本橋で電子部品といえば共立電子だ。ボクは電子工作には疎いので、この店の場所をすっかりわすれていて、電気街を端まで歩いてもどってきて、じつは駅のすぐ側にあったことに気づいたくらいなのだ。。

さて、さがしてた部品は無事見つかった。ネットで必要な部品を調べていて、入手困難だというものもいくつかあったのだけど、すべてそろった。さすがだ。また、店員さんの知識がすばらしく、対応もよい。会計のとき、店員さんは抵抗の値段などはなにも見ずに計算してたのだけど、全部覚えているのだろうか??なにしろ星の数ほど部品はあるのだ。

ついでにニノミヤホビー館にある電子部品コーナーにもよっていった。ここもなかなかの品揃えだ。

電子部品自体は安いものだけど、ハンダごてやらテスタなども購入したので結構な出費になってしまった。普段電子工作なんてしないからなあ。。

で、なにをつくろうとしたのかというと・・・・(次回に続く)

投稿者 osa : 23:52 | コメント (0)

2005年03月07日

It's a

今日は法事のために有給。家で朝からネットをみてたら、ソニーの会長と社長が交代したといったニュースが流れていた。ボクは学生時分に盛田氏のMade in Japanを読んでは感動したクチなので、ちかごろのソニーの様子に、世の無常を感じていたのだ。具体的にはクオリアとか言い出したあたりからだ。そんなソニーも今回の人事でいろいろ変わるのかもしれない。ちょっと期待。

ところで、ゲーム部門の久多良木氏は本社の取締役を解任されたようだ。次期社長候補に目され、ゲームや家電や携帯の融合を目指していた(とおもわれる)氏が取締役を解任されたということは、ソニーのゲーム部門はゲーム部門でとどまることになりそうだということだろうか?だとしたら、MSや任天堂にとってはわりかし脅威な流れかもしれない。

たまたま学生時分に久多良木氏の講演を聴く機会があって、個人的な好き嫌いはさておいて、すごい人やなあとおもった記憶がある。それは彼のゲームとゲーム業界とユーザに対する捉え方がひたすらにドライだったということに衝撃を受けた。そして彼は、未来を予測するよりは創りだそうとするタイプの人であるようだった。その点では尊敬する人のひとりだ。

しかし、彼の語る未来はなんかすごいのだけど、ユーザの姿がどこにもみえないのだ。今後当分は、彼はまちがいなくゲーム業界の重要なキーマンであろう。しかし、ゲーム業界が彼に今後もかき回され続けてたら、たぶんゲーム業界はそう永くない。そして、誰にでもわかる、そうでない未来は未だ誰も提示していない。その芽はいまでているのかな?

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2005年03月06日

送別会

同期が会社を辞めるというので、その送別会にいった。会といっても、本人の希望もあり小規模に数人集まっただけのものだ。

うちの会社は辞める人が少ない。それぞれ大なり小なり不満を抱えていても、居心地がいいからなのかもしれない。同期の中で辞めるのは彼が初めてなので、同期の間では少なからず驚きをもって話題となっていた。もちろんボクも軽い驚きと衝撃を受けた。

会社を辞める理由はさまざまだ。彼が会社を辞める理由は最後まで、はっきりと彼の口から聞くことはできなかった。みんなが思っているような理由もあるだろうし、ただそれだけではないようでもある。そのあたりはボクらが推測しても仕方のないことだ。

彼の前途がすばらしいものになることをただ祈る。

投稿者 osa : 23:27 | コメント (0)

2005年03月02日

X-file

やたらテレビCMやってるのにつられてXファイルDVDコレクションの一巻を買ってみた。普段テレビみないボクでも釣られるくらいCM観るのだから、よっぽど宣伝してるんだろう。本屋にいくとたいそう積んであって、2〜3人がつねに興味もってた。けっこう人気があるのかもしれない。

ボクはXファイルがとても好きだったのだ。ヒマな学生時分は水曜夜8時はいつも決まってみていたものだ。

一冊の本にDVDがついていて、4話はいっている。家に帰って1話目だけみてみた。実は第一話をしらなくて、今回初めて観たのだけど、なかなか面白い。なんかモルダーがオタクっぽいキャラだ。そういう路線だったのか?

というわけで、なかなかボクくらいの購入層をウマくとりこむ感じの本だ。

投稿者 osa : 22:28 | コメント (0)

2005年02月27日

肩こり

昼寝から起きると、肩がなんか重い。しばらく潜めていた肩こりが復活したかと、とりあえずシップを張ってみた。

ここ2〜3年、ボクは肩こり派なのだ。これはプログラマの宿命といえるが、いっぽうでべつに肩こりでもないプログラマもいるようなので、たぶんボクの問題だ。これはたぶんボクのヒキコモリ体質と無関係ではない。維持していた体重も、近頃増加傾向だ。この体質を積極的に改善するつもりはないが(謎)、肩こりはかなわないのでなんとかしたい。

とはいえ以前ひどい肩こりに悩んでいたとき、近くの病院でシップをもらってきてそれを張ったら1日でなおった。こういうことが2回ほどあったので、じつはあんまり深刻には考えてはいない。のだけど、やっぱり普段の生活態度を改善しないとダメだろうなあ。。

最近会社で「ラジオ体操の時間」ができて、みんなでラジオ体操していて、わりといい感じだなあとおもってはいたけど、あんまり効果はなかったようだ。無念。

投稿者 osa : 22:31 | コメント (8)

2005年02月23日

マンガ

ノー残業デーなので、帰りに本屋によってみると「蒼天航路33巻」がでていたので即買い。三国志を題材にしたこのマンガも連載開始から10年がたつところだ。昨夏、モーニング紙上で「年内完結」とあったのでどきどきしてたのだけど、まだ続いてるようだ。ボクの幻だったのか?

当初のキャッチフレーズは「衝撃のネオ三国志」。友人に進められて読み出したのだけど、登場人物がとても魅力的で、かっちょいい。そこには悪役も善人役もなく、ひたすらに乱世を生きているのだ。横山光輝の「三国志」が名著であることはたしかだけど、いちど蒼天航路の魅力に取り付かれてしまうと、横山三国志のテンポにはもうなじめない。。

実際、三国志の時代はすさまじい。三国志前夜、後漢の最盛期では人口は6000万を数えていたが、三国時代の幕開け頃には500万ほどになっていたという。もちろん戸籍上なので、戸籍に乗ってない人も相当数いたらしいが、中原は無人化したという。そんな時代に生きる人が、後世の尺度ではかれるはずがないなあと、この蒼天航路は気づかせてくれる。

で、そんな時代においても「超世の傑」といわれた曹操がこのマンガの主人公なのだけど、これまたとても魅力的だ。彼のとった数々の施策は-後世からみると気づかないが-超世的であることに気づく。そんな曹操にせまりせまって、おいこしてしまった(謎)のが、この蒼天航路だといえよう。

願わくばずっと続いてほしいものの、どうやら完結は近そうだ。最後にどんな展開になるのか楽しみだ。

投稿者 osa : 20:29 | コメント (0)

2005年02月19日

究極のシンセ?

シンセサイザー欲しいなあ。。という憧れを抱いて12年はたつ今日この頃。懐具合とか、スペースの問題とかでいまだにシンセサイザーをもってない。けども、その動向だけはいつも追っているのだ。で、korgからOASYSというシンセが発表されたらしい。なんでも究極のシンセらしい。

スペックをみて、なんかパソコンに鍵盤がついただけのような気がして萎えた。しかも、価格は8499$らしい。一桁間違ってるだろう。。たしかに機能は盛りだくさんで、いい音が出るだろうし柔軟性もあるんだけど、商品としてまったく魅力を感じない。商品としての魅力は、デザインやらブランドやらが斬新さやらもあるが、基本的には機能と価格のバランスが重要だ。こういった驚きとか納得がこの製品にはまったくない。なんか、なんでもつけましたって感じしかしないのだ。。

このシンセとおなじようなことは、パソコンといくらかのソフトがあれば実現できてしまうのだ。それをわざわざ8499$で鍵盤で再現してなにになるというのだろう。korgってもっとセンスのある製品を開発する会社だと思ってたのに。。

投稿者 osa : 23:59 | コメント (0)

2005年02月16日

2月16日

26歳になった。昔から友人と25になったら独立して会社をおこそうと約束していたのだけど、ずるずる年を取ってはのびのびになってる感じだ。まあ、すこしくらい(20年くらい?)遅れてもかまわないだろう。わが社の人気キャラクタの某ひげ親父も、設定上は26歳なのだそうで、とうとう同い年になってしまったのだ。子供のころは、あのひげ親父と同い年になる日が来るなんて、夢想だにしなかったよ。なんか年をとるのがどうでもいいやという気分と、直視したくないという気分でいると、あっというまに20代も後半に突入だ。

なにゆえ年をとることを直視したくないのか?ちかごろなんとなく自分の得意なこと不得意なことが見えてきつつあるからだ。もっと嫌な言葉でいうと、自分の限界の一端があのへんにあるんではないかなあという感覚をもってしまうときがあるのだ。なんかそういうこともわからないときは、なんとなくやってみたらできたりするものなのだけど、そういう冒険をすることにたいしてひどく億劫になりつつあるのがやな感じだ。と自覚してるだけまだ救いはあるかもしれないケド。もっとも、経験を積むにつれ、以前はおもいもよらなかったことができるようになったりしていることもまた自覚しているので、年を取ることもけして悪いことばかりではない。

こうしたことを考えていると、もうこの年になると、たくさんあると思っていた自分の武器のうち、実際に使えるのはそうたくさんはないことに気づく。なので、今後はその少ない武器をひたすら磨かないとならない。そのことに環境があっていないのなら、環境にあわせるのではなく、環境を変えていく必要がある。というわけで、最近のマイキーワードは、本田宗一郎さんの「得手に帆を揚げて」だ。つまり、自分の適した方向に帆をあげようということだ。どうやら大成した人は例外なくこれに成功しているようだと最近気づいた(遅)。

で、いまの仕事は-ボクの主観では-得手に風が吹いていない。もちろん風向きはかわる可能性もあるので、全力で風をこっちに向けるようにしたいと考える今日この頃だ。もしそれができないのであれば、必然的に自分か会社のどちらかに見切りをつけることになるだろう。もしくはその中間というなんだかよくわからない、でもなんか居心地良さそうなポジションを見つけるかだ(謎)。

などと、気合いを入れて考えているのも、やっぱり年をくっていく恐怖への裏返しなのだ。なにしろサラリーマンというのはひたすら居心地が良い。。すこしく不満を抑えていれば丸く収まってしまうし、べつだん人生を賭けるほどのことに手をだそうとする気にもならない。こんなことで、なにか新しいことを考えたりつくったりできるのだろうかというのが最近のテーマなのだ。

サラリーマンでもすばらしい創造や成果を残した人はたくさんいる。ようはこころのもちようだとおもうので、なんとなーく毎日を過ごしてくうちにそうしたことを忘れたくないなあと、1年に1度くらいおもいだすのもいいだろう。とおもった。

投稿者 osa : 20:34 | コメント (2)

2005年02月12日

なぜオブジェクト指向か

いつもみてるブログなぜオブジェクト指向かという記事があったので、ボクもなぜオブジェクト指向か考えてみた。たまにはここは技術系プログラマによるブログだということを再確認しなくてはならない(謎)。

以前たまたま読んだ、結城浩さんの2004年7月4日の日記の、

そのように「共通なところは何か」「違うところは何か」を考えてプログラミングする。共通なところは全部共通なプログラムにする。

という一文に大衝撃をうけた。オブジェクト指向の重要な点はこれだと、ようやく理解した。それにしてもなんたる英才教育。。プログラミングにおいて重要なのは、共通部分を共通なプログラムにすることであり、オブジェクト指向はそれを意識して設計できるのがいいところなのだ。だから、共通部分のすくないようなところではあまり意味がなく、オブジェクト指向は戦場では必要なしというのも一理ある。とはいえほとんどのプログラムにはなんらかの共通点があるものだ。

ボクはだめぽプログラマであるので、ながらくオブジェクト指向がなんの役に立つかわからなかったし、いまも完全には理解できていない。それはどうやらC++をずっと使ってことに原因があり、最近Small TalkやRubyを触れてみてようやくその一端をつかんだ感じだ。よくオブジェクト指向の特徴で「データの隠蔽」「カプセル化」などがいわれるが、これらは副次的なもので、本質的なものではないんでないかと思うようになった。こういった解説と、C++のとってつけたようなオブジェクト指向がボクの理解を妨げていたのだ(たぶん)。

さて、オブジェクト指向プログラミングが構造を抽象化するものだとしたら、処理を抽象化するのがジェネリックプログラミングだろう。しかし、残念ながらボクはジェネリックプログラムをまったく理解しておらず、使いこなせるようになるにはあと5年はかかりそうだ。そもそもボクにはC++のテンプレートの記法がノイズにしか見えないのだ(謎)。。

オブジェクト指向プログラミングとジェネリックプログミングに関してはSmall Talkがすばらしい。C++やJavaにあるこれらの機能は、なんだかとって付けたようにしかみえないが、Small Talkではとても自然にこのふたつが融合している。だからだめぽプログラマなボクもここではなんとか救われる。Small Talkを開発したアランケイは、-おそらく彼の分子生物学の知識からのアナロジーで-、それぞれ共通点をもち、かつそれぞれ差異をもつようなオブジェクト同士がたがいにやりとりするようなシステムを構築しようと考え、そのためにオブジェクト指向を選択したようだ。たしかにこのようなシステムにはオブジェクト指向はうってつけだ。

ところで、オブジェクト指向の「クラス」と「インスタンス」という考え方は、なんとなくプラトンの「イデア」説がもとになっているのではないかと思っていた。西洋人のこうした思考方法が、脈々と積み重なってオブジェクト指向を生み出したのだとしたら、ちょっといい話だ(適当)。そうすると、対象を対象としてみる東洋的な考え方からは、オブジェクト指向は理解しにくい。ボクがオブジェクト指向を理解するのに苦しんでいるのもだからなのだ。と強引に結論付ける。

投稿者 osa : 10:09 | コメント (2)

2005年02月11日

建国記念日

今日は休日。日がな一日家でぼーっとすごした。ところで、どうやら前回のCELLに反応した人が1000とりを目指してF5連打したようだ。。

休日なのは建国記念の日だからだ。この日は何の日かというと、紀元前660年に神武天皇が橿原神宮で即位した日だとされている。とはいえ、このことは全面的に事実ではないだろう。神武天皇が橿原神宮で即位したのは事実な可能性はあるが、紀元前660年というのは無理がある。最近、弥生時代のはじまりが実はもっと古かったんじゃないかといわれているが、それでも縄文晩期に分類される。この紀元前660年というのは、中国の暦からしてとても縁起のいいものだからこうしたという説があり、たぶんそうなのだろう。古事記や日本書紀では年代のつじつまをあわせるために、古代の天皇たちの寿命がやたらながい(160歳とかね)。

一時期古代史にはまっていたので、ボクはこういった話しが大好きだ。そもそも古事記などは普通に物語としておもしろい。九州のヒムカというところにいた神武天皇が数年かけて近畿地方まで遠征し、いったん河内で負けたので熊野地方までまわりこんでそこから大和に侵入したとかいうくだりは、そのへんのファンタジー小説よりはよっぽどスリリングだ。で、橿原あたりまできて、そこがいい場所だ。。ということでそこを都に定めたという。

ところで、そのとき大和にはすでにニギハヤヒという人がいて、統治していたという。古事記などでは、ニギハヤヒはどこからか大和にやってきたとあり、神武と同族だったポイ記述もある。ちなみにニギハヤヒにはナガスネヒコという家来がいて、これはどうやら古くから大和に土着してた勢力らしい。というわけで、神武伝説は実は同族内の内紛・内乱だったんじゃないかという人もいる。神話の時代でもずいぶんと人間臭いのだ。

ごく個人的には日本の建国はこのときというよりは、西暦670年前後の壬申の乱後に建国が完成したのだとおもっている。つまり、聖徳太子のあたりから中国から独立しようという建国運動が始まって、大化の改新、白村江などの混乱がありつつ、壬申の乱後あたりが日本国のなりたちであるとおもうのだ。事実、日本国という国名が使われだしたのはこのときがはじめてだ。それまでの日本列島は倭国と総称されていたが、地域ごとに豪族が割拠していて、国としてのまとまりがあったのかどうかは疑問だ。それが聖徳太子のころから徐々に統一・統制が完成していったというのが妥当かなあと考えている。が、当時の政府は正当性を主張するために、古くからずっと統治してきたということをでっちあげるために、古事記や日本書紀などを作成し、建国紀元を遠い昔にもってきたのだろう。

ということで、日本史上でもっとも重要な人物は聖徳太子だ。彼のグランドデザインに従って日本という概念は出来上がったし、いまもその影響はとても強い。そもそも日本という国名からして、これは地名でも人名でもなんでもなく、あきらかに中国からの独立を意識したもので、政治的なにおいがするのだ。

そんなことをぼーっと妄想しながら建国記念日をすごした。

投稿者 osa : 23:09 | コメント (2)

2005年02月09日

スタイルシートなど

このページのスタイルシートを替えてみた。

ボクはhtml暦がずいぶん長い。はじめてhtmlを書いたのは1995年だったはずだ。当初はワードでhtmlを書いていたが、あまりのワードの理不尽な挙動に辟易し、それいらいhtmlエディタを信用せずに手でhtmlを書いてきたのだ。

余談だが、1993年-1995年当時はウエブの出始めのころだ。新聞に「ホームページを作って自己紹介をしていた学生がいて、そのページをみた企業の人が「こんな積極的に自分を発信できるひとならぜひわが社に欲しい」といってきた」とかいう、いまから考えたらあほらしいことこの上ないことが、ニュースとして掲載されてたくらいだ。ボクもはじめて高専のサーヴァにhtmlファイル置いたとき、「こ、このファイルは世界中のどこからかみられてるかもしれない」とドキドキしてた記憶があるよ。。

で、html暦が長いのではあるが、別にhtmlの進歩に歩みを合わせたわけではなく、ボクのhtmlに関する知識はほとんど進歩せず、10個くらいのタグを知ってるにすぎない。

しかし!!ここ最近、やたらとこぎれいなページが個人ページが増えてきた。これらがスタイルシートを使っていると知ったのは、つい半年くらい前だ(遅)。ブログのデザインもデフォルトのままではアレなので、ちょっとスタイルシートをいじってみることにしたのだ。

いじってみると、おもってたほどはめんどくさくないし、表現力もなかなかのものだ。なかなか楽しい。というわけで、今後はスタイルシートをもうちょっと活用していこう。とおもった。

投稿者 osa : 20:53 | コメント (2)

2005年02月05日

三人

司馬遼太郎のエッセイを読んでいたらいい文章があった。「今こそ必要なアマチュア精神」というものだ。ちょっと長いけど、引用したい。昭和41年に書かれたものだ。

最近はほんとうに”日本映画”を見ないようになりました。その点、少しはおつきあいのある映画界の人たちに、なんとなく悪い気がしているんです。大げさにいうなら、日本人として忸怩たる想いにかられているんだが、たまに”日本映画”をのぞいても、時間のロス以外の何物でもないことが多いんですね。いい作品もあるらしいんですが、どうも、そういう先入観があって、つい”日本映画”には足が遠のいてしまう。
ある。しかし、別に氏は映画そのものが嫌になった訳ではなく
そのかわりというとお気の毒な話なんですが、"外国映画"の評判作はセッセと見にいく。そのたびに、やはり映画というものは娯楽の中で最高にゼイ沢なものだ-と感心してしまうんです。

だそうだ。ここから

なぜ、日本の映画産業は過去の”栄光”の座から滑り落ちてしまったのか?

と疑問を提示する。そして氏の答えは
映画人のいわゆる”クロウト意識”というやつが、その張本人だと僕は思うんです。映画界が再興するためには、最もよき”アマチュアリズム”が必要だ。純然たるアマチュア精神こそが、映画界を救うと断言してもいいですよ。

とある。ここで、その”クロウト意識”や”アマチュアリズム”が具体的にどうなのかは触れられてはいない。しかし、当時の日本映画界の状況-大企業のシステムとしてしか映画が企画・作成されない状況-がうみだすもろもろの結果を示しているのだろう。
「いい映画を見たい」という欲求は、誰しもが抱いている。ですから、単純なことですが”いい映画”さえ製作していたら、下手な宣伝なんかしなくとも、お客さんは来てくれる。"いい映画"をこしらえるにはドウしたらいいのか。何が、”いい映画”の製作を妨げているのか?それをもういっぺん”アマチュア”の意識に還って考えなければいけない。

とある。もちろん効果的な宣伝は重要ではあるが、氏のいうことの重要性がいまも薄れるものではないだろう。
ぼくは極端な話しかも知れませんが”映画”というものはプロデューサと、監督と、シナリオライターの三人がいればできると思っています。この三人が「これは面白いぞ」と思ったら、会議で検討するなんていう回りくどいことはやめて、とにかく、やりはじめたらいいんですよ。何だ彼だとクチバシなんか容れさせないで、最小限のスタッフが”面白い”と思ったテーマを貫いていったら、絶対にその”映画”はヒットする。これは方程式でもなんでもないんで、小学生にも判る”足し算”なんだ。

そう。評価はあとからついてくるものだ。。

ぼくはいまの映画界が一度つぶれてしまって、その廃墟の中から"三人の仲間"のような最小限の製作グループが洗われてきたときこそ、ほんとうに映画産業が立ち直るときだと思うんです。

現在の映画人たちが「もう映画の時代は過ぎてしまった」などと自嘲の言をはいているのは、ぼくにいわせるならばとんでもない話しで、むしろ”映画”の時代はこれからやってくると信じているのです。

この文章から30年。アメリカ映画はあいかわらず繁栄しているし、日本映画は-アニメーションという新しい分野の隆盛を含めて-復活した。そもそも映画業界の停滞がなぜおこったのか考えてみると、「観客はより楽しくて豪華な映画をみる」→「ハリウッドはより楽しくて豪華な映画をつくる」→「製作技術・制作費の高騰」→「企業はリスクをとらない方向に動く」→「無難な映画」→「観客がこない」→「次回作の制作費がおさえられる」→「観客がこない」といった感じだと考えられる。

ハリウッドの偉いところは、製作技術・制作費の高騰に対してそれに対応できる人材と集金システムを構築してしまったことだとおもふ(なんだか最近はそれも悪循環に陥っているぽいが。リメイクと続編ばっかりだし)。つまり

よき製作グループが出現さえすれば、自然とそうした部門のベテランたちが集まってきて、理想的なシステムが出来上がるんじゃないだろうか。

というループが存在してたのだ。というわけで司馬遼太郎の映画に対する指摘は、基本的に間違っていないし、現在に生きるボクらにもなにやら暗示的なことだ。

投稿者 osa : 11:33 | コメント (0)

2005年02月02日

aoe ds

age of empireがDSにくるらしい。情報源は小売店のウエブだそうなのですこし不確かかもしれない。

とはいえ、これはとても楽しみだ。AOEシリーズのようなシミュレーションゲームは、パソコンで遊ぶこと前提のインターフェイスで、家庭用であまり遊びやすいとはいえなかったが、DSはそうではないからだ。DSのインターフェイスはそうしたシミュレーションゲームとかに結構向いてるかもしれない。「信長」とか「三国志」とかもDSで遊ぶと楽しいかもしれないなあとおもう今日この頃。

しかしマニア的には期待半分で、あと半分はいくつかの不安だ。なにより開発会社がemsembleではない?のが気になる。手を抜いた劣化移植とか勘弁してチョね。

投稿者 osa : 23:03 | コメント (0)

2005年01月31日

市役所

今日は有給をとって休みにした。朝はドラクエなどをし、昼は市役所に行った。我が大和郡山市役所は、典型的な市役所庁舎をもっている。いかにも昭和50年代な趣をもった、手抜きでオンボロな建物だ。とはいえ当分改装などは必要ないだろう。一時期、ベットタウンとして人口が急増し、人口10万人を超えるのも時間の問題かと思われた我が大和郡山市も、近頃はいかにも活気がない。ひょっとしたら街に活気がないのではなく、ボクが街を見る目に活気がないのかもしれないけど。。

それ以外は特記事項無し。

投稿者 osa : 19:42 | コメント (0)

picasa2

会社の同期にPicasa2というソフトウエアを教えてもらった。これは、googleが開発したすごい画像ビューワだ。そもそもボクは画像収集などしないので画像ビューワは必要としていないのだけど、このソフトは触ってるだけでなんか楽しいのだ。このソフトのために画像収集しようかしらんとさえおもえてしまった。。そんなソフトだ。

とにかくボクはこのソフトに衝撃を受けた。一見もう進化し尽くしたとおもわれる画像ビューワというありふれた題材にも、まだまだ進化の余地はあるのだという点で大衝撃だった。そのインターフェイスと操作感がとにかくすばらしい。マック風のGUIデザイン、軽快な動作、加速度付きのスクロール、すべてが心地よい。まだまだソフトウエアは進化の余地がありそうだ。そんな可能性を提示したgoogleとpicasaがボクにとって大衝撃だったのだ。

投稿者 osa : 00:21 | コメント (0)

2005年01月30日

eAT

会社の同期に誘われて、とまりがけで金沢の「eAT」というのに参加してきた。いろいろな分野の一線で活躍している人がやって話を聞けるらしい。同期によると、昼のセミナーは前置きにすぎず、そういった人たちと夜あかしで旅館で直にはなせるのが醍醐味だそうだ。というわけで、ちょっと出費がいたいけどいってみた。

昼のセミナーはとてもよかった。1番目はアニメ業界の人たち-押井守さん,石川光久さん,川井憲次さんといった面々-が現在にいたるまでの、過程について述べていた。彼らの誰もが今のようになるとは思ってなかったし、そんな意志もなかったそうだ。新しい領域を切り開くというのはそういうものなのかもしれない。申し訳ないことに、この人たちのことをほとんど知らなかったのだけど、たいそう有名な人たちらしい。。2番目は、映画監督、任天堂専務、コンテンツ配給会社の人といった人たちによるものだった。これはどっちかというと各人の事業紹介風になってしまっていてすこし残念だった。3番目は、アニメ演出家、吉本の広報の人、CMディレクター、明和電気といった面々によるトークショー(?)だった。へたな芸人より話がウマかった。この人たちはみなサラリーマンなのだが、みな埋没してなくて偉いなあと思った。普段会社の往復ばかりだとついつい考える事を放棄しがちになってしまうが、たまにこういった人たちの話を聞くことでいろいろ見直すことができる。

そのあと旅館で歓談する「夜塾」へ。最初に抽選会があり、そのあとに歓談があった。抽選会で、「鋼の錬金術師のDVD全13巻」があたった。額面的には金沢に行った元がとれた。会場にはお忍び(?)で、井上雄彦(によく似た人らしい)さんがいたのが感動的だった。なんでも東大の特任助教授になるらしい。そのあと朝の4:30までいろいろ話を聞く。おもに、映画監督の樋口さんの話を聞いていた。もうすぐ彼が監督するローレライという映画が公開されるそうで、これはとてもすばらしいものとの評判だそうだ。

一線で活躍している人たちは例外なく熱い。あと、考えることを放棄しておらず、細部への執着が強いというのがなんだか共通しているところのようにおもえる。また、表現への欲求が強く、それに忠実で自分のスタイルを確立しているのがかっちょよかった。それに至る過程は、彼らが望む望まぬにかかわらずかならずしも本流を歩んでないことが影響しているようにも思えた。つまり王道を歩んでいたら自覚的に自分のスタイルを確立したいとかあんまり思わないし、自分を見てくれ!というような欲求も強くならないのだ。とおもった。

そんな感じでいろいろ収穫があった。できれば来年もいきたい。

投稿者 osa : 21:15 | コメント (2)

2005年01月23日

nanoloop2

2ヶ月待たされて、注文していたnanoloop2.0が届いた。早速遊んでみた。

説明書も読まずに起動したら、なにがなんだかさっぱりだった。。なので少々説明書を斜め読みしてみると、操作系は癖があるが構成はごくシンプルだ。5分も読めばだいたいルールがわかってきたので、さっそくいろいろ試してみた。

購入前は期待半分不安半分くらいだったのだけど、実際に触ってみるとこれはすばらしいソフトであることがすぐに感じられた。4x4のステップシーケンサを十字キーとボタンで操作し、各発音のパラメータや音色のパラメータを変えていくのだけど、パラメータを変えるとダイレクトに結果が反映されるのがとても気持ちよい。

ネットをみているとnanoloop2.0は1.0にくらべて音の荒々しさが減少したという不評も一部にあるようだ。たぶん、1.0はゲームボーイのサウンドハードをそのまま使っていたが、2.0は自前で波形合成をしているのだとおもうので、そのせいだろう。とはいえ、ボクはこの音すきだし、簡単なエフェクトもあるので自由度はとても高い。気分はsketch showだ(謎)

当初はリズムシーケンスよりでメロディとか作れないと思い込んでいたが、じつはまったくそんなことはなく、自在に打ち込める。リズムパターンを先に作ってループさせながら実験的にメロディをおいていくことができ、とても打ち込みやすい。

というわけで、いろいろ実験しながら作ってみた(ちょっと音量レベルが小さいかも):
テスト1

テスト2

投稿者 osa : 12:16 | コメント (0)

2005年01月15日

偉大な都市

今日は京都市内に買い物に行った。目当ての品があり、ネットであらかじめ店の場所をしらべて出かけたのだけど、地図をメモった紙を忘れてしまったので結局たどりつけなかった。雨も降ってたし、なにをしにいったんだか・・。

だいたい1時間30分は歩いただろうか。北大路駅で降りて、西に歩いて千本通りまでいき、すこし戻って新大宮商店街を北上し、北山付近で東に折れて堀川通りにあたったあたりであきらめた。目当てはここだったんだけど、地図見てもわからなかったかもしれない。最後は下島田町とかいうバス停から市バスに乗って京都駅に戻った。

散々だったとはいえ、洛中を歩くのは楽しいものだ。観光地から外れた商店街のなかに迷い込んだが、とても活気があった。シャッターをおろしたままの店がめだつ地方都市の商店街とは大違いだ。これは京都の購買力の強さと、大規模店舗の新規参入のしにくさが既存の店舗を守っているからだろう。また、京都には観光客が多く訪れる上に、おおきな企業の本社や、大学も数多い。1000年の間首都であったことの貯金と利子はいまも大きく京都を潤しているようだ。

産業や文化は消費力の巨大なところでさかえる。消費力が強いとそれを満たすための雇用や事業が興り、それにともなって人が集まってくるからだ。たとえばボクの祖父は京都で湯葉を作ってたそうだし、父は若い頃京都で呉服をうってたらしい。今、ボクも京都のかるた屋さんで働いている(謎)ことを考えると、我が家は代々京都の巨大な消費とそこからうまれた産業にのっかかって生活しているのだ。

これから流通や通信が改善されるとこうしたことはなくなるだろうか?つまり、流通や通信が改善されると、かならずしも消費地と生産地は隣接しなくても良くなるので、地域の産業はどこか遠くの同業者にやられてしまうという、いま全国の地方都市でおこっていることが京都にもおこったりするのだろうか?京都が京都ならではの価値観を提供し続ければ、そんなことはおこらないだろうし、今それはうまくいっているように見える。地方都市にいくとどこも小型東京みたいな都市計画がおこなわれていて、なんだか訪れるとがっかりすることがよくあるのだけど、京都はそうならないでほしいものだ。

投稿者 osa : 21:19 | コメント (0)

2005年01月10日

アメリカでアニメが普及してるらしい

しばらく更新がなかったのでご無沙汰してたのだけど、ひさびさに山形浩生さんのページをみにいってみたらたくさんテキストが追加されてた。どれも面白そうなので、コツコツ読んでいこう。

いちばん興味を引かれたのは、法に抗っての進歩:アメリカにおける日本アニメの爆発的成長とファン流通、著作権という論文の邦訳だ。原文はMITの大学院生によるものだ。彼はMITで日本アニメの講義とかもしてるらしい。アメリカの大学は奥深いなあ。。

この論文では、現在アメリカで隆盛な日本アニメがどのような過程でそうなったかを描いている。その成功の過程において、非商業ベースのファンによる活動によるものが大きいとある。彼らファンの活動は、著作権を侵害していたが、だれも損害を受けるわけでもなく、結果的には関係者すべてが利益を得たと論証する。ボクがこれを読んで驚いたのは、アメリカでのアニメ普及過程についてだ。そして、その過程の結果はとても考えさせられるものだ。

ボクはアニメを見ないので、アメリカや日本での日本アニメの隆盛には疎い。いま「ポケモン」や「ドラゴンボール」「遊戯王」がたいそう人気があるということもなんとなく聞いたことがある。一方で「鉄腕アトム」なども人気があったと知っていたが、現在のアニメの隆盛が「鉄腕アトム」などの延長にあるのではないのというのははじめて知った。また、それらの人気が大手資本による宣伝活動によるのでなく、ファンたちの活動によった結果であるというのも驚きだ。

そしてその活動は、法的には著作権違反であったけども、幸運にも(?)日本企業の無関心のおかげで発展し、結果的に日本企業も得をしたというのはとても考えさせられる。このことについて、この著者の主張は

--引用開始

 本文席における議論は、著作権すべてに反対するものではない。われわれはむしろ、まちがった憶測に反論している。技芸の進歩や文化の発達が、著作権の完全なコントロールを必要としている、という憶測である。新興市場において著作権がゆるまれば、発達が起こるかどうかは不確実だが、それが技芸の進歩を妨げることは決してない。少なくともこの一例においては、それは圧倒的な成功をもたらしたのである。

--引用終わり

とある。もちろんこれは特殊例ととらえるほうが自然で、ほかのメディア-たとえばゲームや音楽-に当てはめることは適当ではないし、どちらかというと既得権者なボクらにはとうてい認められない説だ。が、個人的にはとても魅力的な誘惑にかられるような主張だ。

ところで、アメリカにおいて日本アニメは独壇場的にシェアを握ったらしいけど、今後はどうだろう?ゲーム業界みたいに、市場のおいしさに気づいたアメリカ企業がどんどん参入してくるようになれば、優位はおちてくるのだろうなあ。でも、ディズニーはなんだかあれだし、ピクサーはCGだし、ほかにそんな話は寡聞にしてしらない。アニメはやはり子供向けだと彼らはタカをくくっているのかな?

投稿者 osa : 13:01 | コメント (5)

2005年01月08日

re : コラボレーションを考える

nintendo-insideコラボレーションを考えるという記事があった。とても興味深い内容だ。

昔はゲームにおいてこういったコラボレーションは少なかったと記憶している。でも、最近増えてきた。これはなぜだろうか?こういったコラボレーションをしないで、独自のキャラクターをもちいた独自製品を独自に開発した方があたったときは大きな収益が見込めるに決まっている。が、昔と違って近頃はそんなあたりが発生しにくいから、すでに人気のあるキャラクタを使って堅実に・・ということになっているのかもしれない。

キャラクタビジネスはひとたびあたれば濡れ手にあわだ。そういったキャラクタを手にした企業は、そこからたくさん利益をあげることができる。たとえば、任天堂のマリオ・ポケモン、ディズニーのミッキー、セガのソニック、ABCのドラえもん、サンリオのキティちゃんなどなど。

長期的にご利益を受けるために重要なのは、キャラクタのブランド維持であることは異論はないだろう。で、ボクがよくわかってないのは、キャラクタビジネスにおけるブランドの維持は、たとえば服とかバッグとか車とかのそれと違うかどうかということだ。つまり、一般的に服やバッグや車のブランド感は、出荷を小出しにすることで維持される。街なかにそのブランドが氾濫するようではありがたみがなくなるからだ。ディズニーなんかはこういった感じに近いんじゃないかとおもうのだが、どうもキャラクタに関しては必ずしもそうではないのではないかと最近迷っているのだ。

ここでボクの頭の中で浮かんでいるのは、サンリオのキティちゃんだ。近頃のキティの氾濫具合はものすごい。10年ほど前までは、よくいるキャラクタのひとつで、サンリオのキャラクタ群の中でもそんなに突出したキャラクタではなかったはずだ。が、90年代後半からすごい勢いであちこちに氾濫してきたのだ。たぶんこれを読んでる人も、高速道路のインターをおりるたびに違う種類のご当地キティちゃんを見かけたりしているだろう。これは短期的には、投機好きで年度によって利益が大きく変動することで有名なサンリオの経営を安定させるための収益確保の多角化の一種だったのだろうけど(想像)、長期的にはいつのまにやらハローキティのブランドは確たるものになっている。なにせ海外でもポップアートの素材になってしまうほどだ。

というわけで、キャラクタビジネスにおいてはひたすらキャラクタを氾濫させるというのも、ひょっとしたら有効な手法かもしれないとかおもったりするのだ。キティちゃんとマリオは主戦場もターゲットも違うので、前提を無視してこういう結論にもっていってもあんまり意味はないんだけどね。。

といったことをとりあげたのは、2chのマリオ地獄スレが気になっていたからでもある(中身はともかく、このタイトルはセンスがあるなあ)。。近頃のマリオの大活躍(謎)にたいして、あんまりゲームしない人や、コアなゲームファンはどうおもってるんだろう?というのがとても気になっているのだ。

投稿者 osa : 23:17 | コメント (0)

100年前!

子供の頃、昔の世界は白黒だと思ってた。べつに比喩ではなくて、昔の写真は白黒ばかりで、そういう色彩の景色だったとおもっていたのだ。ありえないとはわかりつつ、いまでもそう思ってるところがある。そう思い込んでいたので、2chの世界史版にあった100年前に撮影されたカラー写真スレにあった100年前に撮影されたカラー写真は衝撃的だった。

これは、約100年前にロシアの写真家によって撮影されたものらしい。驚くべきことに、これらは最近よくある白黒写真を彩色したものでないということだ。赤青黄のカラーフィルタを使い、三回に分けて撮影し、それを組み合わせるという手法をとっているそうだ。そんな方法が写真の手法としてあるなんて初めて知ったよ。

これを見て、あたりまえながら、昔の世界も色彩豊かであったことをようやく悟った。鉄橋、丘の上に立つ城、柱や壁の模様、どれもとても色鮮やかだ。

とりわけ目についたのは、人々が着ている服の鮮やかさだ。黒い服の黒にも深みがあるような気がするのは気のせいだろうか?テレビや映画やゲームなど、色彩があちこちにあふれた現在よりも、そうでないときのほうが色彩への欲求が強かったのかもしれないなあとふと思った。「異国の神はキラキラし」だ。

投稿者 osa : 10:40 | コメント (0)

2005年01月06日

国語力低下?

「国語力」半世紀ぶりに全国調査。この記事にはないが、新聞には最近の日本人の国語力低下疑惑を受けてのものらしい。国語力が低下しようとも、英語力や中国語力が向上していれば問題ないのだけども、そんなことは聞いたことがないので、たぶん言語力が落ちてきてるのだろう。

日本人の識字率はもうすでに100%ではないだろう。識字率といっても、自分の名前だけ書ければOKというところもあるらしい(ほんとかは知らないけど)が、新聞や国語の教科書を読める程度を想定するならば、意味を取れない人も結構いるはずだ。といって断定してみたものの、典拠は学生時代の学習塾のアルバイトのときの経験くらいで、いささかおぼつかないものだけど。

塾でのアルバイトではおもに、理系科目を教えていた。いっけん国語とは関係なさそうだが、そういった科目でも問題は国語で文章で記述されているのだ。まずもって問題の意味する内容から説明するときは、ほんとうに冷や汗ものだ。そのときは、いったいどんな国語教育してるんだろうとなんどもおもった。塾長先生と飲んでいて、こうした話題になったとき「もう識字率は100%じゃないんじゃないか」とかいう結論になった記憶がある。

ボクには国語センスがない。英語センスもないけけど。もう絶望的なほどにない。それでも、いちおう新聞くらいは読めるのは、普段から本を読んでいるからだろう。よく本を読むねと、よくいわれるが、ほんとうはイヤでイヤで仕方ないのだけども、もう無理矢理読んでるのだ。通勤時間が短縮されたら読書時間は劇的に減るだろう。

関係ないけど、ボクがブログとか日記とかやたら書くのも同様の理由だ。もう絶望的なほどに文章センスがないし、書くのがイヤでイヤで仕方ないのだけども、すこしでも改善のためにもう無理矢理書いてるのだ。そんな幼稚園の砂場ブログにつきあってくれてる人には大感謝(謎)。

で、経験的に僕らより上の世代、親の世代はたしかによく本を読んでいる。本を読む量が減り、国語力が低下してきたというのはたぶん事実だろう。では、なぜ本を読む量が減ったのか?それは本を読む必要がなくなったからだろう。では、なぜ本を読む必要がなくなったのか?

といったことを取り上げたのは、ちょうど最近マクルーハンに関する本を読んでいるからだ(最後まで読む自信ないけど)。マクルーハンを説明しようとすると大変だし、そもそも説明するほどの知識はボクにはないのだけど、メディアに関していろいろ論じた人だ。彼はテレビ時代の到来により、グーテンベルグ以来の書物文化、いわゆる「グーテンベルグの銀河系」が衰えていくことを論じているのだ。その文脈に従うと、もう本やそれに代表される活字文化はもう役割を終えたということになる。国語研究所の調査など、もはや断末魔の叫びにすぎないともいえる。

いまの子供たちにとっては、たぶんもう活字から情報を得る必要がないのかもしれない。国語力がなくなっていたとしても、それが知性や感性の衰退にはかならずしもつながらないかもしれないし、ひょっとしたら新しいなにかが想像されるかもしれない。とかんがえると、そう悲観することもない。でも、そんな未来にはまだちょっと早い気もする。。

投稿者 osa : 22:19 | コメント (0)

2005年01月03日

Why don't you use it?

ボクがマッキントッシュに"switch"してそろそろ1年だ。高性能なwinマシンもそばにあるのだが、こちらはかなり限定された用途、 - Age of Empireだけど - 以外での使用はほとんどない。ボクは一流のハッカーではないので、プライベートではプログラムを組んだり、なにかデータを解析したりといったことはしない。また、テレビを録画したり、動画再生したり、怪しげなファイルをダウンロードしまくるという趣味もまるでない。PCの用途はせいぜい、ウエブ、メイル、音楽を聴く、DVDを観るといったあたりだ。そうするとwindowsでもmacintoshでもできることはほとんどおなじである。

そのうえで、操作性の優位性がそんなにある訳でもないマックを使っているのは、ボクの場合は、なんとなく雰囲気がいいからといったくらいの理由しかない。その雰囲気の重要な一部を構成するのはフォントだろう。デフォルトで用意されているフォントに関しては、マックは圧倒的にウインドウズより良い。

今使っているフォントは「ヒラギノ角ゴ」だ。ぼーっと眺めてるだけでも美しい。ちょっと調べてみたところ、このフォントはもともとプロユースで非常に高価らしく、6万円近い。iBookが12万円程度だから半分はフォントのライセンス料なのか(謎)

もちろんマックを使用するうえでの不満もある。なんといっても、ソフトウエア、特にフリーソフトウエアの絶対量が少ない。windowsではすばらしいフリーソフトウエアがたくさんあるが、マックにはそんなにないし、あっても英語だったりする。そんな中でも、まだお気に入りのテキストエディタ、作曲ソフトの2つが見いだせないのがとてもつらい。

テキストエディタに関して、ボクはwindowsでは「さくらエディタ」がお気に入りだ。これはとてもすばらしいテキストエディタだ。これがマックに移植されたらなんとうれしいことだろう。とおもい、ちょっとソースを覗いてみたりしたが、移植を検討するには少々めんどくさそうだった。

作曲ソフトに関しては、インターネット社の「Singer Song Writer」がお気に入りだ。オーディオ部分に関しては、いろいろと批判的な声もあるみたいだが、midi入力に関してはこれが一番だろう。マック版は、OS9までは対応していたのにMacOSXに対応した製品は未だ発売されていない。ひょっとしたらもう発売されないのだろうか?それは非常に困る。OSXでは使いやすいmidi入力ソフトのレンジが空白だと思うのだが、そもそも絶対的なパイが狭すぎるのだろうか。。?

お気に入りのテキストエディタと作曲ソフトを見つけることができ、そしてマック版age of empireがwinとの通信をサポートすれば、ボクにとってはwindowsを使う意味はもはやなくなるのだけどなあ。

ちなみに、X11を使えばよいじゃないかという人もいるかもしれないが、ボクはUnixのあの雰囲気が大嫌いなのだ。

投稿者 osa : 17:58 | コメント (0)

2004年12月31日

1万円先の地平線

年末恒例ソフマップのトレジャーハントにいってきた。これは、中古楽器を安く投げ売るセールで、関西では難波と梅田で夏と冬に行われる。梅田での開催は4回目にしてボクは皆勤賞だ。今年は特に期待する品物もなく、ひやかしとわけのわからない謎の義務感で行ったのだ。

1万円コーナーになんかでっかい箱のオーディオインターフェイスがあった。どうやら輸入品のようで、英語で表記されているのだけども、よく読むとなかなか良いものに思えた。1万円だし、失敗してもまあいいかくらいの気分で購入。製品名はDSP2000

家に帰ってから早速セットアップしてみる。配線は説明書を読まずともだいたいでつなげられ、ドライバはwindows xp用の新しいのがウエブにあったのでそちらを使用。あっさりと設定は完了し、さっそく音を聴いてみた。するとめっちゃ音がいいのだ!!もう感動的。

いままではマザーボードのオンボードサウンドのほかには、Rolandの古いUSBオーディオインターフェイスがあるだけだった。どちらもなんか音がこもった感じでどうもいやだったのだけど、DSP2000は音がとってもクリアなのだ。単にCD聞くだけでも、あんまり耳の鋭くないボクでも違いは歴然。ボクは音が良いだけで音楽聴くのがうれしくなるタイプなのでもう大満足だ。

勢いに乗ってCubaseのVSTインストルメントであるHalionを試してみる。いままでレイテンシがひどく、ぜんぜん使う気になれてなかったのだ。するとこっちもレイテンシがまったくなく、何音出しても音が割れないという快挙!!!!midiキーボードから10本指でガーっンと音を出しても普通に音がでるのだ。もう感動。

しかも!パッケージに付属のドライバはwin用のみなのだけど、開発元のウエブ見たら、Mac OSX用のドライバも用意されているではないか!!そのうちマックのデスクトップに移行しても問題なく使えそうだ。すばらしい。

ただひとつ謎がある。midi inデバイスがどうも認識されていないようだ。midi inデバイスの列挙が行われるべきときに、なぜかmidi outデバイスの列挙がおこなわれてしまう。なので、midi inポートがいまのところ使えていないのだ。

とはいえたった1万円でとても音楽環境が楽しくなった。ちょっとわくわくしてきたよ。

投稿者 osa : 23:59 | コメント (1378)