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2005年01月08日

100年前!

子供の頃、昔の世界は白黒だと思ってた。べつに比喩ではなくて、昔の写真は白黒ばかりで、そういう色彩の景色だったとおもっていたのだ。ありえないとはわかりつつ、いまでもそう思ってるところがある。そう思い込んでいたので、2chの世界史版にあった100年前に撮影されたカラー写真スレにあった100年前に撮影されたカラー写真は衝撃的だった。

これは、約100年前にロシアの写真家によって撮影されたものらしい。驚くべきことに、これらは最近よくある白黒写真を彩色したものでないということだ。赤青黄のカラーフィルタを使い、三回に分けて撮影し、それを組み合わせるという手法をとっているそうだ。そんな方法が写真の手法としてあるなんて初めて知ったよ。

これを見て、あたりまえながら、昔の世界も色彩豊かであったことをようやく悟った。鉄橋、丘の上に立つ城、柱や壁の模様、どれもとても色鮮やかだ。

とりわけ目についたのは、人々が着ている服の鮮やかさだ。黒い服の黒にも深みがあるような気がするのは気のせいだろうか?テレビや映画やゲームなど、色彩があちこちにあふれた現在よりも、そうでないときのほうが色彩への欲求が強かったのかもしれないなあとふと思った。「異国の神はキラキラし」だ。

投稿者 osa : 2005年01月08日 10:40

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