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2005年01月31日

市役所

今日は有給をとって休みにした。朝はドラクエなどをし、昼は市役所に行った。我が大和郡山市役所は、典型的な市役所庁舎をもっている。いかにも昭和50年代な趣をもった、手抜きでオンボロな建物だ。とはいえ当分改装などは必要ないだろう。一時期、ベットタウンとして人口が急増し、人口10万人を超えるのも時間の問題かと思われた我が大和郡山市も、近頃はいかにも活気がない。ひょっとしたら街に活気がないのではなく、ボクが街を見る目に活気がないのかもしれないけど。。

それ以外は特記事項無し。

投稿者 osa : 19:42 | コメント (0)

picasa2

会社の同期にPicasa2というソフトウエアを教えてもらった。これは、googleが開発したすごい画像ビューワだ。そもそもボクは画像収集などしないので画像ビューワは必要としていないのだけど、このソフトは触ってるだけでなんか楽しいのだ。このソフトのために画像収集しようかしらんとさえおもえてしまった。。そんなソフトだ。

とにかくボクはこのソフトに衝撃を受けた。一見もう進化し尽くしたとおもわれる画像ビューワというありふれた題材にも、まだまだ進化の余地はあるのだという点で大衝撃だった。そのインターフェイスと操作感がとにかくすばらしい。マック風のGUIデザイン、軽快な動作、加速度付きのスクロール、すべてが心地よい。まだまだソフトウエアは進化の余地がありそうだ。そんな可能性を提示したgoogleとpicasaがボクにとって大衝撃だったのだ。

投稿者 osa : 00:21 | コメント (0)

2005年01月30日

eAT

会社の同期に誘われて、とまりがけで金沢の「eAT」というのに参加してきた。いろいろな分野の一線で活躍している人がやって話を聞けるらしい。同期によると、昼のセミナーは前置きにすぎず、そういった人たちと夜あかしで旅館で直にはなせるのが醍醐味だそうだ。というわけで、ちょっと出費がいたいけどいってみた。

昼のセミナーはとてもよかった。1番目はアニメ業界の人たち-押井守さん,石川光久さん,川井憲次さんといった面々-が現在にいたるまでの、過程について述べていた。彼らの誰もが今のようになるとは思ってなかったし、そんな意志もなかったそうだ。新しい領域を切り開くというのはそういうものなのかもしれない。申し訳ないことに、この人たちのことをほとんど知らなかったのだけど、たいそう有名な人たちらしい。。2番目は、映画監督、任天堂専務、コンテンツ配給会社の人といった人たちによるものだった。これはどっちかというと各人の事業紹介風になってしまっていてすこし残念だった。3番目は、アニメ演出家、吉本の広報の人、CMディレクター、明和電気といった面々によるトークショー(?)だった。へたな芸人より話がウマかった。この人たちはみなサラリーマンなのだが、みな埋没してなくて偉いなあと思った。普段会社の往復ばかりだとついつい考える事を放棄しがちになってしまうが、たまにこういった人たちの話を聞くことでいろいろ見直すことができる。

そのあと旅館で歓談する「夜塾」へ。最初に抽選会があり、そのあとに歓談があった。抽選会で、「鋼の錬金術師のDVD全13巻」があたった。額面的には金沢に行った元がとれた。会場にはお忍び(?)で、井上雄彦(によく似た人らしい)さんがいたのが感動的だった。なんでも東大の特任助教授になるらしい。そのあと朝の4:30までいろいろ話を聞く。おもに、映画監督の樋口さんの話を聞いていた。もうすぐ彼が監督するローレライという映画が公開されるそうで、これはとてもすばらしいものとの評判だそうだ。

一線で活躍している人たちは例外なく熱い。あと、考えることを放棄しておらず、細部への執着が強いというのがなんだか共通しているところのようにおもえる。また、表現への欲求が強く、それに忠実で自分のスタイルを確立しているのがかっちょよかった。それに至る過程は、彼らが望む望まぬにかかわらずかならずしも本流を歩んでないことが影響しているようにも思えた。つまり王道を歩んでいたら自覚的に自分のスタイルを確立したいとかあんまり思わないし、自分を見てくれ!というような欲求も強くならないのだ。とおもった。

そんな感じでいろいろ収穫があった。できれば来年もいきたい。

投稿者 osa : 21:15 | コメント (2)

2005年01月23日

nanoloop2

2ヶ月待たされて、注文していたnanoloop2.0が届いた。早速遊んでみた。

説明書も読まずに起動したら、なにがなんだかさっぱりだった。。なので少々説明書を斜め読みしてみると、操作系は癖があるが構成はごくシンプルだ。5分も読めばだいたいルールがわかってきたので、さっそくいろいろ試してみた。

購入前は期待半分不安半分くらいだったのだけど、実際に触ってみるとこれはすばらしいソフトであることがすぐに感じられた。4x4のステップシーケンサを十字キーとボタンで操作し、各発音のパラメータや音色のパラメータを変えていくのだけど、パラメータを変えるとダイレクトに結果が反映されるのがとても気持ちよい。

ネットをみているとnanoloop2.0は1.0にくらべて音の荒々しさが減少したという不評も一部にあるようだ。たぶん、1.0はゲームボーイのサウンドハードをそのまま使っていたが、2.0は自前で波形合成をしているのだとおもうので、そのせいだろう。とはいえ、ボクはこの音すきだし、簡単なエフェクトもあるので自由度はとても高い。気分はsketch showだ(謎)

当初はリズムシーケンスよりでメロディとか作れないと思い込んでいたが、じつはまったくそんなことはなく、自在に打ち込める。リズムパターンを先に作ってループさせながら実験的にメロディをおいていくことができ、とても打ち込みやすい。

というわけで、いろいろ実験しながら作ってみた(ちょっと音量レベルが小さいかも):
テスト1

テスト2

投稿者 osa : 12:16 | コメント (0)

2005年01月22日

司馬遼太郎が考えたこと2

司馬遼太郎が考えたこと2を読んだ。感想はあとで書く。

投稿者 osa : 09:51 | コメント (0)

司馬遼太郎が考えたこと1

司馬遼太郎が考えたこと1を読んだ。最近、とても読み終わりそうもない本2〜3冊に手を出してしまい、そういった本は朝の電車などでもなかなか読む気が起きないので、ちょっと読書が滞り気味だった。そんなとき、駅の本屋でこの本を見かけたので買ってみたのだ。それにしてもつぎからつぎへと司馬本がでてくるなあ。。

これは、司馬遼太郎のエッセイなどを時系列に収録していくというシリーズらしく、なんのテーマも一貫性もないエッセイがひたすらたくさん収録されている。そのテーマのなさがかえって清々しいほどだ(謎)。で、この本は第一巻ともあり、もっとも古い時代の文章群が収録されている。時期的にはまだ彼が新聞記者だった頃のものを含んでいる。

ボクにとって司馬遼太郎がすごいとおもうのは、その文体だ。文章を読んでいてまるでつまずくところがないのだ。そして、スタイルとして結論をまずあげて、その理由を展開していくといった書き方は彼が新聞記者であったことの影響が大きいのかもしれない。エッセイを読むと彼は新聞記者という職業をずいぶん気に入っていたようだ。そんな彼の文体はほとんどこの時期に確立されていたことが驚きだった。

もちろんなんとなく文章のノリがちょっと違っていたりして、商業作家としての模索もかいま見られる。後期と違って、やたらと大阪礼参(罵倒?)な内容がおおいのもおもしろい。そんな違いを楽しみたい司馬マニアは読むべし。。

投稿者 osa : 09:37 | コメント (0)

2005年01月15日

偉大な都市

今日は京都市内に買い物に行った。目当ての品があり、ネットであらかじめ店の場所をしらべて出かけたのだけど、地図をメモった紙を忘れてしまったので結局たどりつけなかった。雨も降ってたし、なにをしにいったんだか・・。

だいたい1時間30分は歩いただろうか。北大路駅で降りて、西に歩いて千本通りまでいき、すこし戻って新大宮商店街を北上し、北山付近で東に折れて堀川通りにあたったあたりであきらめた。目当てはここだったんだけど、地図見てもわからなかったかもしれない。最後は下島田町とかいうバス停から市バスに乗って京都駅に戻った。

散々だったとはいえ、洛中を歩くのは楽しいものだ。観光地から外れた商店街のなかに迷い込んだが、とても活気があった。シャッターをおろしたままの店がめだつ地方都市の商店街とは大違いだ。これは京都の購買力の強さと、大規模店舗の新規参入のしにくさが既存の店舗を守っているからだろう。また、京都には観光客が多く訪れる上に、おおきな企業の本社や、大学も数多い。1000年の間首都であったことの貯金と利子はいまも大きく京都を潤しているようだ。

産業や文化は消費力の巨大なところでさかえる。消費力が強いとそれを満たすための雇用や事業が興り、それにともなって人が集まってくるからだ。たとえばボクの祖父は京都で湯葉を作ってたそうだし、父は若い頃京都で呉服をうってたらしい。今、ボクも京都のかるた屋さんで働いている(謎)ことを考えると、我が家は代々京都の巨大な消費とそこからうまれた産業にのっかかって生活しているのだ。

これから流通や通信が改善されるとこうしたことはなくなるだろうか?つまり、流通や通信が改善されると、かならずしも消費地と生産地は隣接しなくても良くなるので、地域の産業はどこか遠くの同業者にやられてしまうという、いま全国の地方都市でおこっていることが京都にもおこったりするのだろうか?京都が京都ならではの価値観を提供し続ければ、そんなことはおこらないだろうし、今それはうまくいっているように見える。地方都市にいくとどこも小型東京みたいな都市計画がおこなわれていて、なんだか訪れるとがっかりすることがよくあるのだけど、京都はそうならないでほしいものだ。

投稿者 osa : 21:19 | コメント (0)

2005年01月13日

iPod Shuffle

iPodShuffleなるものが発表された。ボクはすでにappleミラクルワールドに迷い込んでいるので、いささか偏った意見になるとは思うけど、appleの商品開発とマーケティングのセンスはすごいと驚くばかりだ。

iPodが一般層にも話題となり品切れ気味のこのタイミングに、いちだんと安い価格でこの製品を出すことは、購入を迷っているライトユーザに最後の一押しをするだろう。機能は価格相応であるが、それは結果的にHDDのiPodとターゲットがかぶらないものとなっているようにおもえる。この価格で1GBの容量にはそれなりの割安感もある。デザインは毎度すばらしいが、製品のコンセプトもまた魅力的なのだ。

ボク的にも1本くらい欲しいなあとおもう。1本まるまるビートルズ全曲集とかにしてみたいなあ。

投稿者 osa : 00:15 | コメント (0)

2005年01月10日

あなたも「長期投資家」になろう!

あなたも「長期投資家」になろう!を読んだ。長期的株式投資に関するあれこれが書かれた本だ。

ここ1年ほど投資信託に興味がある。より正確にいえばさわかみ投信の投資信託に興味がある。1年ほど前に新聞で代表の澤上氏のインタビューが載っていたのを読んだのがきっかけだ。それまでは(いまも)投資等には興味はあまりないのだが、さわかみ投信のスタイルと基本戦略がとてもおもしろいようにおもえたのだ。具体的に書き連ねるとなんだか投資信託の宣伝サイトみたいになるのでここには書かないが、基本的には長期的な視点で投資をおこなうといったものだ。

1年ほど様子をみたり調べたりしていて、この本を読んだのもその一環だ。必ずしも氏の主張に関してすべて納得した訳ではないのだけども、その考え方は明確で新鮮だ。残念ながら家の都合とか奨学金返済等でボクの貯金はそんなに増えてないし、当分は増えない予定なのだが、それでも全額銀行の普通口座に眠らせておくよりはよさそうだ。それになによりボクが銀行が大嫌いなのだ。今度資料請求してみるとしよう。。

で、本としては一般向けであるので文章は口語体でわかりやすい。すでに株等をやっている人にとっては内容はありきたりかもしれない。長期的な投資に関する氏のスタンスはよくわかるので、そういう目的で読むのならそこそこだ。

投稿者 osa : 16:05 | コメント (2)

アメリカでアニメが普及してるらしい

しばらく更新がなかったのでご無沙汰してたのだけど、ひさびさに山形浩生さんのページをみにいってみたらたくさんテキストが追加されてた。どれも面白そうなので、コツコツ読んでいこう。

いちばん興味を引かれたのは、法に抗っての進歩:アメリカにおける日本アニメの爆発的成長とファン流通、著作権という論文の邦訳だ。原文はMITの大学院生によるものだ。彼はMITで日本アニメの講義とかもしてるらしい。アメリカの大学は奥深いなあ。。

この論文では、現在アメリカで隆盛な日本アニメがどのような過程でそうなったかを描いている。その成功の過程において、非商業ベースのファンによる活動によるものが大きいとある。彼らファンの活動は、著作権を侵害していたが、だれも損害を受けるわけでもなく、結果的には関係者すべてが利益を得たと論証する。ボクがこれを読んで驚いたのは、アメリカでのアニメ普及過程についてだ。そして、その過程の結果はとても考えさせられるものだ。

ボクはアニメを見ないので、アメリカや日本での日本アニメの隆盛には疎い。いま「ポケモン」や「ドラゴンボール」「遊戯王」がたいそう人気があるということもなんとなく聞いたことがある。一方で「鉄腕アトム」なども人気があったと知っていたが、現在のアニメの隆盛が「鉄腕アトム」などの延長にあるのではないのというのははじめて知った。また、それらの人気が大手資本による宣伝活動によるのでなく、ファンたちの活動によった結果であるというのも驚きだ。

そしてその活動は、法的には著作権違反であったけども、幸運にも(?)日本企業の無関心のおかげで発展し、結果的に日本企業も得をしたというのはとても考えさせられる。このことについて、この著者の主張は

--引用開始

 本文席における議論は、著作権すべてに反対するものではない。われわれはむしろ、まちがった憶測に反論している。技芸の進歩や文化の発達が、著作権の完全なコントロールを必要としている、という憶測である。新興市場において著作権がゆるまれば、発達が起こるかどうかは不確実だが、それが技芸の進歩を妨げることは決してない。少なくともこの一例においては、それは圧倒的な成功をもたらしたのである。

--引用終わり

とある。もちろんこれは特殊例ととらえるほうが自然で、ほかのメディア-たとえばゲームや音楽-に当てはめることは適当ではないし、どちらかというと既得権者なボクらにはとうてい認められない説だ。が、個人的にはとても魅力的な誘惑にかられるような主張だ。

ところで、アメリカにおいて日本アニメは独壇場的にシェアを握ったらしいけど、今後はどうだろう?ゲーム業界みたいに、市場のおいしさに気づいたアメリカ企業がどんどん参入してくるようになれば、優位はおちてくるのだろうなあ。でも、ディズニーはなんだかあれだし、ピクサーはCGだし、ほかにそんな話は寡聞にしてしらない。アニメはやはり子供向けだと彼らはタカをくくっているのかな?

投稿者 osa : 13:01 | コメント (5)

Sound Engine

わけありて、先日購入したマツケンサンバⅡDVDから波形を録音して切り取って遊んでみた。もちろん個人で楽しむだけなので、公開したりはしないよ。

DVDからwavの作り方がよくわからなかったので、力技でメディアプレイヤーからオーディオ出力したものを、CubaseをつかってオーディオINから録音した。ノイズもなくきれいに録音できた。Cubaseで波形をいじろうとしたけど、なんかいまいち波形エディタが使いにくい。。なので波形編集ができる、ほかのオンラインソフトを探してみたところSound Engineというソフトを発見した。

さっそくダウンロードして使ってみた。するとこのソフトがすばらしいことがすぐにわかった。ボクはオンラインソフトを最初に使うとき、説明書を読まずに試してみては、よくわからなければポイっとゴミ箱いきにするタイプなのだが、このソフトはそんなことはまったくない。読み込んだらすぐ波形がでてきて、それにたいして再生・切り取り、コピーといった操作をおこなうのだが、これらはどれも直感的でわかりやすい。また動作も軽快だ。これがフリーソフトだなんていい世の中になったものだ。

とても使いやすいのでついついたくさん波形素材を作ってしまった。なかなか面白いものなのだけど、公開できないのが残念だ。今度はオリジナルの波形でループ素材とかを作ってみようかな。

投稿者 osa : 12:30 | コメント (0)

2005年01月08日

re : コラボレーションを考える

nintendo-insideコラボレーションを考えるという記事があった。とても興味深い内容だ。

昔はゲームにおいてこういったコラボレーションは少なかったと記憶している。でも、最近増えてきた。これはなぜだろうか?こういったコラボレーションをしないで、独自のキャラクターをもちいた独自製品を独自に開発した方があたったときは大きな収益が見込めるに決まっている。が、昔と違って近頃はそんなあたりが発生しにくいから、すでに人気のあるキャラクタを使って堅実に・・ということになっているのかもしれない。

キャラクタビジネスはひとたびあたれば濡れ手にあわだ。そういったキャラクタを手にした企業は、そこからたくさん利益をあげることができる。たとえば、任天堂のマリオ・ポケモン、ディズニーのミッキー、セガのソニック、ABCのドラえもん、サンリオのキティちゃんなどなど。

長期的にご利益を受けるために重要なのは、キャラクタのブランド維持であることは異論はないだろう。で、ボクがよくわかってないのは、キャラクタビジネスにおけるブランドの維持は、たとえば服とかバッグとか車とかのそれと違うかどうかということだ。つまり、一般的に服やバッグや車のブランド感は、出荷を小出しにすることで維持される。街なかにそのブランドが氾濫するようではありがたみがなくなるからだ。ディズニーなんかはこういった感じに近いんじゃないかとおもうのだが、どうもキャラクタに関しては必ずしもそうではないのではないかと最近迷っているのだ。

ここでボクの頭の中で浮かんでいるのは、サンリオのキティちゃんだ。近頃のキティの氾濫具合はものすごい。10年ほど前までは、よくいるキャラクタのひとつで、サンリオのキャラクタ群の中でもそんなに突出したキャラクタではなかったはずだ。が、90年代後半からすごい勢いであちこちに氾濫してきたのだ。たぶんこれを読んでる人も、高速道路のインターをおりるたびに違う種類のご当地キティちゃんを見かけたりしているだろう。これは短期的には、投機好きで年度によって利益が大きく変動することで有名なサンリオの経営を安定させるための収益確保の多角化の一種だったのだろうけど(想像)、長期的にはいつのまにやらハローキティのブランドは確たるものになっている。なにせ海外でもポップアートの素材になってしまうほどだ。

というわけで、キャラクタビジネスにおいてはひたすらキャラクタを氾濫させるというのも、ひょっとしたら有効な手法かもしれないとかおもったりするのだ。キティちゃんとマリオは主戦場もターゲットも違うので、前提を無視してこういう結論にもっていってもあんまり意味はないんだけどね。。

といったことをとりあげたのは、2chのマリオ地獄スレが気になっていたからでもある(中身はともかく、このタイトルはセンスがあるなあ)。。近頃のマリオの大活躍(謎)にたいして、あんまりゲームしない人や、コアなゲームファンはどうおもってるんだろう?というのがとても気になっているのだ。

投稿者 osa : 23:17 | コメント (0)

100年前!

子供の頃、昔の世界は白黒だと思ってた。べつに比喩ではなくて、昔の写真は白黒ばかりで、そういう色彩の景色だったとおもっていたのだ。ありえないとはわかりつつ、いまでもそう思ってるところがある。そう思い込んでいたので、2chの世界史版にあった100年前に撮影されたカラー写真スレにあった100年前に撮影されたカラー写真は衝撃的だった。

これは、約100年前にロシアの写真家によって撮影されたものらしい。驚くべきことに、これらは最近よくある白黒写真を彩色したものでないということだ。赤青黄のカラーフィルタを使い、三回に分けて撮影し、それを組み合わせるという手法をとっているそうだ。そんな方法が写真の手法としてあるなんて初めて知ったよ。

これを見て、あたりまえながら、昔の世界も色彩豊かであったことをようやく悟った。鉄橋、丘の上に立つ城、柱や壁の模様、どれもとても色鮮やかだ。

とりわけ目についたのは、人々が着ている服の鮮やかさだ。黒い服の黒にも深みがあるような気がするのは気のせいだろうか?テレビや映画やゲームなど、色彩があちこちにあふれた現在よりも、そうでないときのほうが色彩への欲求が強かったのかもしれないなあとふと思った。「異国の神はキラキラし」だ。

投稿者 osa : 10:40 | コメント (0)

2005年01月06日

国語力低下?

「国語力」半世紀ぶりに全国調査。この記事にはないが、新聞には最近の日本人の国語力低下疑惑を受けてのものらしい。国語力が低下しようとも、英語力や中国語力が向上していれば問題ないのだけども、そんなことは聞いたことがないので、たぶん言語力が落ちてきてるのだろう。

日本人の識字率はもうすでに100%ではないだろう。識字率といっても、自分の名前だけ書ければOKというところもあるらしい(ほんとかは知らないけど)が、新聞や国語の教科書を読める程度を想定するならば、意味を取れない人も結構いるはずだ。といって断定してみたものの、典拠は学生時代の学習塾のアルバイトのときの経験くらいで、いささかおぼつかないものだけど。

塾でのアルバイトではおもに、理系科目を教えていた。いっけん国語とは関係なさそうだが、そういった科目でも問題は国語で文章で記述されているのだ。まずもって問題の意味する内容から説明するときは、ほんとうに冷や汗ものだ。そのときは、いったいどんな国語教育してるんだろうとなんどもおもった。塾長先生と飲んでいて、こうした話題になったとき「もう識字率は100%じゃないんじゃないか」とかいう結論になった記憶がある。

ボクには国語センスがない。英語センスもないけけど。もう絶望的なほどにない。それでも、いちおう新聞くらいは読めるのは、普段から本を読んでいるからだろう。よく本を読むねと、よくいわれるが、ほんとうはイヤでイヤで仕方ないのだけども、もう無理矢理読んでるのだ。通勤時間が短縮されたら読書時間は劇的に減るだろう。

関係ないけど、ボクがブログとか日記とかやたら書くのも同様の理由だ。もう絶望的なほどに文章センスがないし、書くのがイヤでイヤで仕方ないのだけども、すこしでも改善のためにもう無理矢理書いてるのだ。そんな幼稚園の砂場ブログにつきあってくれてる人には大感謝(謎)。

で、経験的に僕らより上の世代、親の世代はたしかによく本を読んでいる。本を読む量が減り、国語力が低下してきたというのはたぶん事実だろう。では、なぜ本を読む量が減ったのか?それは本を読む必要がなくなったからだろう。では、なぜ本を読む必要がなくなったのか?

といったことを取り上げたのは、ちょうど最近マクルーハンに関する本を読んでいるからだ(最後まで読む自信ないけど)。マクルーハンを説明しようとすると大変だし、そもそも説明するほどの知識はボクにはないのだけど、メディアに関していろいろ論じた人だ。彼はテレビ時代の到来により、グーテンベルグ以来の書物文化、いわゆる「グーテンベルグの銀河系」が衰えていくことを論じているのだ。その文脈に従うと、もう本やそれに代表される活字文化はもう役割を終えたということになる。国語研究所の調査など、もはや断末魔の叫びにすぎないともいえる。

いまの子供たちにとっては、たぶんもう活字から情報を得る必要がないのかもしれない。国語力がなくなっていたとしても、それが知性や感性の衰退にはかならずしもつながらないかもしれないし、ひょっとしたら新しいなにかが想像されるかもしれない。とかんがえると、そう悲観することもない。でも、そんな未来にはまだちょっと早い気もする。。

投稿者 osa : 22:19 | コメント (0)

2005年01月04日

速報 : Age of Empire3

Age of Empire3の情報がでまわり始めたようだ。いくつか拾ってみた。

情報ソースは
aok.heavengames.comのフォーラム
2ch : Age of Empires Ⅲ 続報を心待ちにするスレ
IGNの記事
だ。

まず、Age of Empire(以下AOE3)が舞台とするのは、中世終わり〜産業革命までの時代とのこと。この時代はナポレオンの時代と重なるが、ゲームの舞台はヨーロッパではなく新大陸であるようだ。そのためか、一部で「Age of Discovery」という副題であると噂されていたが、Ensemble Studios(以下ES)によると副題はないとのこと。

現時点での開発状況は「Feature Comlete」とのこと。技術的、仕様的な問題はほぼ解決し、ゲームバランスの設定などをおこなっているのだろう。発売日はファンサイトには10〜11月とあるがソースは不明である。ESによると、他のゲームがあまりにも開発の発表を早くおこない、ファンを失望させているのをみているので(暗にDOOM3やHL2をさしているのだろう)、そのようなことはしないといっている。であるので、年内発売あたりが妥当なところか。

文明は8つあり、現時点でそのうち3つ(フランス、スペイン、イギリス)が明かされている。この中に、日本や中国が含まれるのかは非常に気になるところだ。史実ではアジアの新大陸へのプレゼンスはなかったので、あまり現実的ではないかもしれないが、近頃は「1421」なども話題になっていることだし中国などが入っていたらおもしろいとおもう。

ゲームのルールに関して、いくつかの時代区分と、リソースに関する情報があるようだが、このあたりをいま知ってもそれがゲームプレイに対してどうなのかよくわからないので、ここでは取り上げない。気になる方はaoc.heavygamers.comのフォーラムを参照されたい。

いちばんおどろいたのは、かなり高性能なグラフィックボードを必要とすることだ。IGNにあるスクリーンショットは、これがリアルタイムでうごいているなら、かなりグラフィックボードのパワーが必要だ(パワーが必要ではあるが、あのグラフィックが美しいとはボクは思わないが。。これから改良されるのかな?)。実際シェーダのバージョンは3.0を想定しているとのことで、現時点ではnVidiaのFX6800系列でしかうごかないものだ。ATIが秋までに3.0対応するのだろうか??どこまでのグラフィックボードをサポートするかは気になるところだ。

加えて、Havokエンジンを使用しているらしい。これはHalf Life2で使用された物理挙動エンジンだ。RTSと物理挙動エンジンの応用があまり思いつかないのだが、どこで使用されるのだろうか?Havokっていいたかっただけとちがうんかと(略)

シングルプレイヤーモードには40分程度でおわるシナリオが24用意されており、舞台はアメリカ南北戦争前(1850前後)までのアメリカの歴史にそったものとなるようだ。マルチプレイヤーゲームに関しては、いろいろ仕掛けがあるらしいが、現時点では明らかにされていない。

と、なかなか楽しみな内容で、発売が待ち遠しいところ。

投稿者 osa : 20:03 | コメント (6)

2005年01月03日

Why don't you use it?

ボクがマッキントッシュに"switch"してそろそろ1年だ。高性能なwinマシンもそばにあるのだが、こちらはかなり限定された用途、 - Age of Empireだけど - 以外での使用はほとんどない。ボクは一流のハッカーではないので、プライベートではプログラムを組んだり、なにかデータを解析したりといったことはしない。また、テレビを録画したり、動画再生したり、怪しげなファイルをダウンロードしまくるという趣味もまるでない。PCの用途はせいぜい、ウエブ、メイル、音楽を聴く、DVDを観るといったあたりだ。そうするとwindowsでもmacintoshでもできることはほとんどおなじである。

そのうえで、操作性の優位性がそんなにある訳でもないマックを使っているのは、ボクの場合は、なんとなく雰囲気がいいからといったくらいの理由しかない。その雰囲気の重要な一部を構成するのはフォントだろう。デフォルトで用意されているフォントに関しては、マックは圧倒的にウインドウズより良い。

今使っているフォントは「ヒラギノ角ゴ」だ。ぼーっと眺めてるだけでも美しい。ちょっと調べてみたところ、このフォントはもともとプロユースで非常に高価らしく、6万円近い。iBookが12万円程度だから半分はフォントのライセンス料なのか(謎)

もちろんマックを使用するうえでの不満もある。なんといっても、ソフトウエア、特にフリーソフトウエアの絶対量が少ない。windowsではすばらしいフリーソフトウエアがたくさんあるが、マックにはそんなにないし、あっても英語だったりする。そんな中でも、まだお気に入りのテキストエディタ、作曲ソフトの2つが見いだせないのがとてもつらい。

テキストエディタに関して、ボクはwindowsでは「さくらエディタ」がお気に入りだ。これはとてもすばらしいテキストエディタだ。これがマックに移植されたらなんとうれしいことだろう。とおもい、ちょっとソースを覗いてみたりしたが、移植を検討するには少々めんどくさそうだった。

作曲ソフトに関しては、インターネット社の「Singer Song Writer」がお気に入りだ。オーディオ部分に関しては、いろいろと批判的な声もあるみたいだが、midi入力に関してはこれが一番だろう。マック版は、OS9までは対応していたのにMacOSXに対応した製品は未だ発売されていない。ひょっとしたらもう発売されないのだろうか?それは非常に困る。OSXでは使いやすいmidi入力ソフトのレンジが空白だと思うのだが、そもそも絶対的なパイが狭すぎるのだろうか。。?

お気に入りのテキストエディタと作曲ソフトを見つけることができ、そしてマック版age of empireがwinとの通信をサポートすれば、ボクにとってはwindowsを使う意味はもはやなくなるのだけどなあ。

ちなみに、X11を使えばよいじゃないかという人もいるかもしれないが、ボクはUnixのあの雰囲気が大嫌いなのだ。

投稿者 osa : 17:58 | コメント (0)

自己紹介

岡根慎治(OKANE Shinji)

趣味

連絡先

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経歴

1999年奈良高専電子制御工学科卒。2001年神戸大学工学部機械工学科卒。2003年奈良先端大学院大学情報科学研究科修士課程修了。いちおう工学修士。某娯楽会社で技術者として勤務中。

iPod再生数トップ10

好きなミュージシャン

好きなコンピュータ関係

好きなマンガ

とても良かった本

好きなゲーム

2005年2月27日更新

投稿者 osa : 00:37 | コメント (69)

2005年01月02日

How to Dismantle an Atomic Bomb

How to Dismantle an Atomic Bombを聴いた。オジがもってたので、借りてその場でiTuneへ。

U2はたいそう人気のあるバンドだとは知っているのだけど、なぜかボクはいままで聴いたことがなかった。それに深い理由などはまったくないけれど、ひょっとしたら結成25年のロックバンドということから、いささか食傷気味な、なんだか古い様式的ロックなんだろうと思い込んでいたからかもしれない。

が、それは大間違いだった ! 一曲目から疾走感とスケール感がある爽快なロックしてるのに、ノックダウン。さすが一線にいつづけるバンドは違うと思わせように、勢いが明らかに違う。サウンドもとても良く、90年代ロックを体現した彼らの次の10年の進む道の一端がかいま見られるかのようだ。彼らはアイルランド出身ということで、なかば妄想だけど、なんとなくそれっぽい影があるのがかっちょいい。特にスケール感のあるアルペジオにそんなのを感じるんだ。

どの曲もすばらしいが、ボクは1・7・11が特に好きだ。こんどはベストアルバムを手に入れるとしよう。。

ところで、25年も時代を切り開き続けるバンドもある一方で、年末にテレビ番組に出ていた日本の某大物ロックバンドは、もうしわけないが、大違いだ。彼らが売れだしてまだ何年もたつかどうかだが、もう彼らの曲はずいぶんと古びていたように思えた。どうしたことか。

投稿者 osa : 23:58 | コメント (1279)

2005年01月01日

マツケンサンバⅡ

マツケンサンバのDVDを買った。

賛否両論なこの曲、ボクはとっても好きだ。将軍がサンバを踊るというコンセプトは笑撃的だ。歌詞もメロディも覚えやすいし、なによりきらびやかさがいい!

でも、iPodに入れて毎日聞こうとはおもわないけどね。。

投稿者 osa : 18:30 | コメント (2173)