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2007年03月18日

デンバーまで

シカゴは摩天楼がそびえる大都会だが、電車で30分もすぎればアメリカ的田舎な風景が広がる。

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となりの席にはカップルが座っていたが、シカゴから3時間ほどして到着した駅で降りていった。長距離鉄道といっても、生活の足として使うひとだっている。しかし、その駅は非常な田舎町で、シカゴとのギャップがはげしい。あのふたりにどんなドラマがあるのだろうかとアレコレ考えてしまう。

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シカゴからデンバーまでの間には、ときおり小さな町がみえるほかは、ひたすら農場と荒野がひろがる、なにもない景色がつづく。でも、そのなにもなさがいかにもアメリカの田舎風景といった感じでイイ。ホントの意味でぼんやりできる。

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そんなぐあいにぼーっとしていると、徐々に日がくれてきた。どこまでもつづくひろい大地が夕日をうける。たいへんうつくしい。

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かとおもえば、暗くなるのはあっというまだ。おなかが減ったので、駅で買ったチキンサンドを食べる。とてもおいしい。ピクルスがかってみたことがないほど巨大だ。

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夜はシートごとにある車内灯をつけて、サンフランシスコでの予定を考えたり、本を読んだりした。まわりの乗客もおもいおもいに時をすごしている。22:00ごろともなると、みんな寝る。ボクも寝た。デンバーの到着は翌朝だ。

列車はスゴい速さで夜の荒野をかける。・・・・というか、日本ではありえないくらいの揺れだ。これだけ揺れつつスピードだしまくってるので、ほんまに脱線するんではないかと、ちょっとドキドキした。

投稿者 osa : 2007年03月18日 10:58

コメント

ピクルスでかいですなぁ。零れ落ちそうですね。しかし大地に映える夕日は美しいですね。

投稿者 けんろー : 2007年03月21日 20:09

ピクルスって、漬け物なんだと、はじめて気づきました。おいしかったです。

投稿者 osa : 2007年03月22日 23:28