« 地雷確定? | メイン | 火事 »

2005年03月21日

古代出雲と大和朝廷の謎 : 倉橋日出夫

古代出雲と大和朝廷の謎 : 倉橋日出夫を読んだ。題名の通り、古代出雲と大和朝廷についての本だ。朝、通勤前に読む本がなくて、駅の本屋に入ることがよくあるのだけど、欲しい本がないときは、とりあえずこういった本を手にするのだ(謎)。タイトルに「古代」とついていればかなりの高確率でとりあえず買ってみる。

こういった類いの本は、超ひとりよがりだったり、トンでも系だったりすることが大半で、半ばそれを期待して買っているのだけど、この本は「わりかし」まともな部類にはいる。「わりかし」だよ。内容自体は知ってることばかりだったけど、良くまとまっていて読みやすかった。なかなか良い。

ネタバレすると、この系の卑弥呼本にはだいたいパターンがある。

日本書紀や古事記には書かれていない、時の権力者に隠された隠された秘密がある

各地の神社にのこる伝承をつなぎ合わせると真実が浮かび上がる

われわれは丹波の籠神社にたどりついた

箸墓こそが卑弥呼の墓だったのだ

な、なんだってーー!!

というパターンだ(謎)。まあ、ボクも箸墓が卑弥呼の墓だと思うけどね。ボクが生きてるうちに発掘してほしいものだ。

投稿者 osa : 2005年03月21日 20:31

コメント

倉橋日出男氏のホームページて゛メールを送ろうと思ったら
なにかのトラブルで送れない。

そいでもつてここにやって来た。
「うん! 彼の書き方はまともだよ。いいかげんな邪馬台国論や
出雲神話考察が多い中では、かれは一線を隔しているのかも知れないな。ただそれだけのこと。深い考察は期待しないほうが良い。

かれが私の論文を読んだらどんな感想を持つだろうかというのが、
私の興味とするところだがメールが送れないのでは仕方がない。
もし倉橋さんがこの記事を目にしたらどうぞ遊びに来て!

投稿者 倭人 Z : 2005年06月12日 15:22

こんにちは。コメントありがとうございます!

倉橋さんの本は、よくまとまっていてよかったですよ。

倭人 Zさんのサイトもすこし拝見しました。馮弘が日本に来たというのはおもしろいですね。時間のあるときにでもじっくり読ませてもらいます。

投稿者 osa : 2005年06月22日 22:09