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2007年05月04日

華晶賓館へと

ツアーガイドさんに先導されて、ぞろぞろとバスへ。バスで10分ほど、空港近くのレストラン(?)で夕食をとる。到着したのは22:00ごろで外はまっくら。日本でいうと土産物屋つきのドライブインといったところだろうか?あんまり活気がない。

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料理は広東風だそうで、中国っぽくまわるテーブルにいろいろな料理がのっていた。あとから続々と料理がやってきて、種類がおおく、ボリュームはよい。味のほうも、悪くいえば安っぽいが、なかなかいける。味にクセがあるので、好みが分かれるかもしれないが、ボクは中華料理適性ありそうだ。個人的には、違う国にいったときは日本基準と好みで料理を計るのではなく、なんでも現地式でおいしく食べるぞ!という姿勢のほうが旅は楽しい、とかおもうのである。

食べ終えて、ふたたびバスに乗りこむ。上海市内まで1時間ほどバスに揺られる。空港はかなりの郊外にあるらしく、くらくてまわりの様子はあまりよくわからないが、雰囲気は日本とそうかわらない。道路は整然と整っていて、ゆく車もなかなか高級なものがおおい。市中心に近づくにつれて、とおめに高層ビル群がみえてきた。空気がわるいのか、全体的に白くもわっと曇っている。そのなかでビルがにぶく光をはなつ。観察していると、あかりのまったくついてない建物があるいっぽう、ムダにけばけばしいピンクとか紫のあかりのついているビルがある。ネオンっぽくピカピカ点滅しているのもおおい。

バスガイドさんによると、夜景をきれいにするために、夜は政府の指導でビルのあかりをつけているらしい。これをきいてエエエーッとめちゃびっくりした。なんじゃそりゃ・・・。たしかに、よくみてみると、ひとの住んでいるっぽい、アパートやマンションのような建物はほとんど電気がついていない。なので、中心部はピカピカしているが、それを囲む住宅が密集するあたりは不気味にくらい。このあたりの対称が非常に印象的だった。つまりは、夜景から感じられる上海の発展には無理矢理のみせかけ要素が含まれているようだ。まだいまは経済の足腰も弱いのかしらん。

とかいろいろ考えているうちに、ホテルについた。揚浦区という、市中心から北東部にすこし離れたところにある「華晶賓館」が今回のお宿。ネットではほとんど情報が手にはいらなかったので、少々不安ではあったが、なかなかいいホテルだった。市中心からは離れているので、アクセスはあんまりよくはないが、ホテルは新しくきれいだ。すぐ周辺にはミスタードーナッツのはいってるスーパーマーケットや、料理屋、電気屋などがある。なぜかネオンがギラギラしていて、いまいちノリのわからないところだ。場所は、グルナビ上海版の地図からいうと、ミスタードーナツ(長陽欧尚店)とか小尾羊(長陽路店)からあるいて1分くらいのところ。

ロビー。

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客室。部屋はひろくてきれいだし、バストイレもいい。満足。

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ただひとつ、これはこのホテルだけではないとおもうけど、シャワーとか洗面所の水が河くさい。このニオイは、いたるところそうだったので、上海はどこでもそのようだ。たまに、料理屋ででてくるお茶もこのニオイがすることがあってまいった。ガイドさんも上海の水はおいしくないですといっていた。水には気をつけないと。。

投稿者 osa : 2007年05月04日 19:20

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